これは珍しい…マツダ新型CXシリーズと思われる特許画像からフロントデザイン等がリーク。スモール商品群の新型CX-50?それともラージ商品群の新型CX-60?

マツダから何とも興味深い特許資料が出願されたようだ

マツダは以前、2022年以降より発表予定としている新世代クロスオーバーとなる、新型CX-50/CX-60/CX-70/CX-80/CX-90の一部概要と、主要導入市場、そして各市場にてどのようなパワートレインが採用されるか?など、かなり具体的なプレスリリース情報を展開しました。

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一方欧州マツダでは、上記の新世代クロスオーバーに関するプレスリリースに加え、ティーザー画像として新型CXシリーズと思われるフロントグリルの一部をピックアップしたティーザー画像を公開。

そして今回、新たに知財ポータルサイトIP Forceにて、マツダが出願中の新世代CXシリーズと思われる特許資料が一挙に公開され、そのなかでCXシリーズらしき特許画像が公開されています。

早速公開されている特許画像の中身をチェックしていきましょう。


まさか特許資料に掲載のデザイン画像から、新型CXシリーズと思わしき情報がリークされるとは

via:IPForce

こちらが今回、IP Forceにて公開されたフロントマスク。

特許情報としては「特開2021-160652 車両の前部車体構造」「特開2021-160654車両の前部車体構造」の2種類で、フロントバンパーとフロントグリルに関する資料となります。

実際に公開されている特許画像のフロントマスクを見ていくと、フロントグリル形状はマツダ独自の五角形グリルに、フロントヘッドライト周りを縁取るようなシグネチャーウィングフレームが印象的。

デザイン言語としては、2021年12月に発売されるビッグマイナーチェンジ版・新型CX-5に近くもありますが、水平基調のグリルパターンやヘッドライトハウジング、縦型基調のメッシュパターン化されたエアインテークなど、細部を見ていくと異なる部分は多いようですね。

新型CX-5のフロントマスクと比較していこう

ちなみにこちらが新型CX-5のフロントマスク。

こうして特許画像と見比べてみると、フロントグリル周りやグリルフレームは似ているようで細部が異なり、フロントバンパーにはエアインテークが設けられずシンプルなフロントバンパー形状に(ちょっとMAZDA3寄り?)。

欧州にて公開されたティーザー画像とはまた異なる?

そしてこちらが、今回の新世代クロスオーバーに関するプレスリリース発行と同時に公開されたティーザー画像。

モデルとしては、欧州市場に導入されることが決定している新型CX-60か新型CX-80だと予想されますが、フロントグリル形状を見ていくと、五角形グリルの面積が非常にコンパクトで、グリルパターンも水平基調ではなくメッシュパターンなのがわかります。

改めて特許画像を見ていくと、グリル面積が異なるようだ

via:IPForce

再度特許画像をチェックしていきましょう。

先程のティーザー画像では、マツダエンブレムの直下に五角形グリルの頂点が接するようなワイド仕様でしたが、こうして特許画像と比較するとグリル面積が大きく異なるのがわかるかと思います。

そうなると、今回知財ポータルサイトIP Forceにて公開された特許画像は、また異なる新世代CXシリーズの可能性が高そう。

この他公開されている新型CXと思われるサイドビューやリヤテールゲート、リヤテールランプは?過去にアメリカにてスパイショットされた開発車両にも似ている?気になる続きは以下の次のページにてチェック!