【2021年最新版】JDパワーが「日本自動車商品魅力度調査」結果を公開!最も満足度の高いブランドはレクサス、ミニバンではトヨタ・アルファード、SUVでは新型ハリアー

日本人ユーザーが思う商品魅力度の高いブランドやモデルとは?

市場調査及びコンサルティング会社であるJDパワージャパンが、「日本自動車商品魅力度調査 2021年版」の調査結果を発表しました。

この調査では、日本人ユーザーのみを対象とし、新車購入(厳密には車両が納車されて)から2か月~13カ月が経過してからの車両についての10カテゴリー37項目の評価結果をまとめているとのこと。

具体的な10カテゴリーは以下の通りで、これらの合計点数が1,000点満点(1項目100点)となるように評価されています。

◇外観

◇車両設定/始動

◇乗降性

◇内装

◇パワートレイン

◇ドライビングフィール

◇安全性

◇インフォテインメント

◇快適性

◇燃費/航続距離

これらを評価したうえで、最も評価の高かった自動車ブランド、並びにセグメント別でのランキングをチェックしていきましょう。


 【2021年版】日本自動車商品魅力度調査ブランド別ランキングをチェックしていこう

まずはブランド別での日本自動車商品魅力度調査ランキングを見ていきましょう。

【日本自動車商品魅力度調査・ブランド別ランキング 2021年版(1,000点満点評価)】

1位:レクサス・・・745点

2位:メルセデスベンツ・・・729点

3位:BMW・・723点

4位:MINI・・・714点

5位:スバル・・・713点

6位:アウディ・・・692点

7位:マツダ・・・683点

8位:フォルクスワーゲン・・・680点

9位:日産・・・662点

10位:トヨタ・・・662点

11位:ホンダ・・・649点

12位:三菱・・・647点

13位:ダイハツ・・・633点

14位:スズキ・・・632点

以上の通り、最も自動車商品魅力度の高かったブランドはレクサスでした。

レクサスの満足度の高さは、実際に自分で購入して初めてわかるものがある

以前のレクサスのイメージとしては、「中身はトヨタ」「レクサスブランドにしただけで価格はボッタクリ」「おじさん臭い」といったネガティブな印象ばかりでしたが、スピンドルグリルを採用するようになり、一気にスポーティで若々しいモデルがラインナップされてからはイメージも大きく変化。

そして「中身はトヨタ」とは言いつつも、確かにプラットフォームはTNGAベースとするものが増えてきましたが、部品一つ一つの品質は非常にレベルが高く(以前の職場にて、実際にトヨタ/レクサスと関わったことがあるため)、且つ「壊れにくい」「信頼性が高い」ことはもちろんですが、「実際に所有してみないとわからない”おもてなし”がある」ということも大きいのではないかと思います(その結果が今回のランキングに反映されている)。

私もこれまでレクサスは何台か所有してきましたが、車両としての満足度が高いことはもちろんのこと、日本全国のレクサスディーラー内にあるオーナー専用ラウンジを利用でき、ご当地ジュースや軽食、お菓子などを無料で堪能することができますし、無料Wi-Fiやコンセントを使用することができ仕事もできるのでとても重宝しています。

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輸入車ブランドもほとんど上位を占めている

そして2位以下は、意外にもメルセデスベンツやBMW、MINIと輸入車ブランドが上位を独占。

次いで5位にはスバルがランクインしていますが、スバルもデザイン性や信頼性などの高さが評価されているのだと考えられます。

トヨタは「平均点を狙うブランド」になってしまった?

ただその一方で意外だったのは、トヨタが10位だったということ。

商品力やブランド力、信頼性という面では高い評価を得てきたトヨタですが、最近のイメージでは「優秀なブランド」というよりかは、質感やリコールの数、ちょっとしたトラブルなどがあることを見るに、「平均点をとりにきている」という印象です。

セグメント別でのランキングは?昨今の諸事情がきっかけで売れに売れているトヨタ・アルファードは何位?気になる続きは以下の次のページにてチェック!