ホイールもそっくり!アウディがメルセデスマイバッハを意識した新型A8 L Horchファウンダーズエディションを世界初公開!中国富裕層をターゲットにしたラグジュアリーセダン
意識?オマージュ?模倣?色々報道されているが、アウディは本気でマイバッハに対抗するようだ
さてさて、2020年~2021年はメルセデスベンツの最上級ブランド・メルセデスマイバッハより、新型Sクラス/GLSクラスがラインナップされましたが、これを意識してなのか、競合ブランドとなるアウディからも、極上のロングホイールベース&ラグジュアリーサルーンとなる新型A8 Lをベースとしたスペシャルモデルが発表されました。
このモデルは、中国市場の富裕層向けに販売される新型A8 Lホルヒ・ファウンダーズエディション(Audi New A8 L Horch Founders Edition)と呼ばれる一台で、競合モデルはもちろんメルセデスマイバッハSクラスや、中国の最高級ブランド・紅旗(ホンチー、Hongqi)。
なお北米市場でも、2022年モデルとして新型A8ホルヒが追加設定される予定ですが、ロングホイールベースのA8 Lベースでは登場しないとのことで、完全に中国市場とマイバッハを意識した専売モデルとなります。
新型A8 Lホルヒ・ファウンダーズエディションのエクステリアをチェックしていこう
こちらが今回世界初公開された、中国市場専売モデルとなる新型A8 Lホルヒ・ファウンダーズエディション。
広州モーターショー2021でも特別展示予定となっている一台で、スタンダードなA8 Lよりも更に130mm延伸することで、後席の足元のスペースを大きく確保するだけでなく、ラグジュアリーセダン特有の重厚感と存在感を強くアピール。
そしてフロントグリルを見てもお分かりの通り、いかにも中国富裕層を強く意識したクロームアクセントや、複雑なデイライトを備えるデジタルマトリクスLEDヘッドライトを標準装備。
おまけに足元のアルミホイールも見ていくと、ベントレーやマイバッハを彷彿とさせるような20インチタイプの大口径ディッシュデザインを採用し、センターキャップにはホルヒ(Horch)の”H”マークが付けられています。
リヤウィンドウ付近の”Horch”エンブレムもマイバッハを意識
”H”マークエンブレムは、ホイールキャップだけでなくリヤドアウィンドウやフロントホイールアーチ、右側のテールライト直下などにもちょっとしたアクセントとして設けられ、この辺りもメルセデスマイバッハを強く意識したデザインに仕上げられていますが、一部標準装備ではなくメーカーオプション扱いにもなっているようです。
ボディカラーは僅かに2色のみで、リクエスト次第では2トーンカラーも可能に
このモデルのボディカラーは、僅か2色しかラインナップされていないとのことで、具体的にはオークルンとニンバスグラウのみ。
これらのボディカラーは、A8 Lホルヒの伸びやかなボディスタイルと感性を強調するために設定されたボディカラーとのことですが、顧客の要望次第では特別に2トーンカラーに設定することも可能だそうです(その代わりオプション費用はかなり高額になるとのこと)。
最上級のインテリア、高級感たっぷりの後席は以下の次のページにてチェック!