ランボルギーニ・アヴェンタドールの後継モデルと思われる開発車両が初めてスパイショット!次世代V12ハイブリッドを搭載し、新型カウンタック/シアンとは全く別物に【動画有】

いよいよ新世代V12ハイブリッドの販売に向け、ランボルギーニも本格的に開発スタート!

ランボルギーニのフラッグシップV12モデルとして10年以上販売されてきたアヴェンタドール(Lamborghini Aventador)が、遂に2021年をもって販売終了し、最後の特別仕様車となるアヴェンタドール・ウルティメ(Aventador Ultimae)が生産完了後、いよいよ次世代V12モデルへと移り変わります。

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現時点では具体的な販売時期などは明らかになっていないものの、ようやくアヴェンタドールの後継モデルと思わしき開発車両が初スパイショットされています。

早速次世代V12エンジン+ハイブリッドシステムを搭載するであろう開発車両をチェックしていきましょう。


ベースとなるモデルはアヴェンタドールSVJ

こちらが今回初スパイショットされたアヴェンタドールの後継モデルと思わしき開発車両。

モデルベースはアヴェンタドールSVJだと思われますが、ボディ全体には分厚めのカモフラージュラッピングによって偽装されているものの、エッジを効かせたエクストリームなボディパネルにより、偽装しようにもほとんど隠せていない状態に。

おそらくボディパネル自体は”ただのカブりもの”だと思われ、最も重要となるであろう全く新しいプラットフォーム(カーボンファイバモノコック)とパワートレイン、そしてハイブリッドシステムの評価をメインに進めているものと予想されます。

シアンや新型カウンタックとは全く異なるハイブリッドシステムに

現時点では具体的なシステムについては明らかになっていないものの、ランボルギーニCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏によれば、「ハイブリッドシステムと組み合わせたまったく新しいV12エンジンを搭載した次のフラッグシップが登場する。スーパーキャパシターを採用していた限定モデルのシアンFKP37(Sian)や新型カウンタックLPI 800-4(Countach)とは異なり、アヴェンタドールの後継車は、全く異なるタイプのハイブリッドテクノロジーを採用します。新しいバッテリー、すべてが完全に新しいのです」と語っています。

ランボルギーニ初のハイブリッドシステムを搭載したカタログモデルに

次世代V12ハイブリッドモデルは、これまでランボルギーニがV12モデルとしてラインナップしてきたミウラ/カウンタック/ディアブロ/ムルシエラゴ/アヴェンタドールといったフラッグシップの足跡をたどり、リヤミドシップにV型12気筒自然吸気エンジンを搭載する正統派となることは間違いなし。

ただランボルギーニとしては、初のハイブリッドシステムを搭載するカタログモデルになるわけですから、これまで生じてきた不具合(リコール)の経験を経て、より品質を高めたスーパースポーツモデルになることを期待したいところ。

そして一番初めに登場するベースモデルをきっかけに、ハイパフォーマンスグレードのSVやSVJ、特別限定モデルが何種類も登場することは間違いないと思いますが、あとはどこまでスペックを高めてくるのかが注目処。

プラグインハイブリッド(PHEV)?それともマイルドハイブリッド?

フェラーリSF90ストラダーレ(Ferrari SF90 Stradale)のように、PHEVシステムを搭載することでシステム総出力1,000psを発揮するレベルなのか、シアンFKP37/新型カウンタックのようなマイルドハイブリッドシステムを搭載して、ほんの少しのパワーアップに留まるのか、今後の最新情報に期待したいところです。

最後の限定モデルとなるアヴェンタドール・ウルティメの開発車両もスパイショット!気になる続きは以下の次のページにてチェック!