中国高級ブランドVoyah新型ドリーマーが世界初公開!ライバルはトヨタ・アルファード/レクサスLMだが、見た目はBMWの「超巨大キドニーグリルにそっくり」と話題に

BMWの超巨大キドニーグリル?を持つ高級ピュアEVミニバンとは…

中国の東風汽車が展開する高級車ブランドVoyahより、新世代ピュアEVミニバンモデルとなる新型ドリーマー(Voyah New Dreamer)が世界初公開されたものの、フロントグリルデザインがBMWの超巨大版キドニーグリルにそっくりと話題に。

中国Voyahは、電気自動車(EV)を中心に展開していく注目ブランドの一つで、今回発表された新型ドリーマーは同社として2番目のモデルとなり、広州モーターショー2021にて世界初公開、2022年初頭より中国市場にて導入される予定です。

新型ドリーマーは、内燃機関を持たない100%電気自動車になるため、直接的な競合は持たないものの、高級ミニバンという立ち位置であれば、既に中国市場にて高い人気を得ているトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)/クラウンヴェルファイア(Crown VELLFIRE)やレクサスLMが対象になっているとのことです。

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新型ドリーマーのフロントマスクを見ていこう

早速中国Voyahが自信を持って提供する新型ドリーマーのフロントマスクを見ていきましょう。

ミニバンとは思えぬほどに、フロントバンパーの80~90%がグリルで占められていますが、確かにグリルデザインはBMWのキドニーグリルを超巨大にし、更にグリルパターンもキドニーグリル同様に縦型基調を採用しています(中国SNSウェイボーでは、「BMWがミニバン市場で大暴れか?」とも話題に)。

横に連なるような三眼LEDヘッドライトや、シルバー加飾による逆L字型のサイドエアインテークフレームは、どことなくトヨタ・アルファードを連想させるようなテイストではありますが、こういった強い主張を持たせたデザイン言語でも中国では高い人気を得るのではないかと予想されます。

キドニーグリルっぽくても中国富裕層は喜んで購入しそう

角度を変えてみると、キドニーグリルを巨大化した合成画像ではなく、Voyahが正式に発表・発売する新世代フラッグシップピュアEVミニバンになるわけですが、個人的に思うのは、ミニバンでもこういった巨大グリルとの一体感があり(違和感がほとんど無い)、結果的にはトヨタ・アルファード等のようにオラオラグリルの人気が高まることも予想できそう。

ボディサイズからして”ミニバン”ではない

ボディはかなり大柄で、全長5,315mm×全幅1,980mm×全高1,810mm、ホイールベース3,200mmと、明らかにトヨタ・アルファードやレクサスLM、ビュイックGL8よりも大きいのがわかりますが、そうなるとトヨタ・グランエース(GranAce)といったフラッグシップワンボックス辺りが対象になってくるかもしれませんね(ここまで来ると”ミニ”バンっではない気がする)。

なおリヤテールランプは、レクサスLSのようにL字型を幾重にも持たせたような水平基調に仕上げられ、ウィンドウモールやリヤテールゲートガーニッシュなど、シルバーのアクセントはかなり強め。

足もとのアルミホイールも19インチ~20インチの大口径タイプだと思われますが、こういったダイナミックなサイズを純正で装着してくるところは流石の一言。

新型ドリーマーの内装は超豪華!そしてスペックはスーパーカー並み!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!