【インテリア篇】フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXを見てきた!14インチナビはとにかくデカい…ドア構造も改善され、先代に比べて乗降りも簡単に【動画有】

新型NXは、エクステリアよりもインテリア(内装)の進化の方が圧倒的に大きいかもしれない

さてさて、2021年10月7日に発表/同年11月に発売されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXですが、日本全国のレクサスディーラーでもようやく実車展示されるようになってきました。

なかには展示車と試乗車が配備されているところもあれば、先に展示車として配備、その後すぐに試乗車として配備するといった例もあるようで、この辺りは各店舗の規模や地域柄により振り分け台数なども異なるようです。

当ブログでは、新型NXの内外装インプレッションに加えて試乗もさせていただきましたが、やはり新世代レクサスの第一弾というだけあって、その完成度は非常に高く「新型NXもこれからまだまだ売れるだろうな」と思わせるほど。

前回はエクステリア篇をお届けしましたが、今回はインテリア篇をメインにインプレッションしていきたいと思います。

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新型NXのインテリアをチェックしていこう

早速新型NXのインテリアをチェックしていきましょう。

ちなみに今回インプレッションしているグレードは、エクステリア篇同様にNX350h F SPORT(AWD)で、ボディカラーはF SPORT専用ホワイトノーヴァガラスフレーク、内装はフレアレッド。

そのため、内装のアームレストやカラードステッチ、シートなどにおいてもあらゆるところにフレアレッドのアクセントが加味されているので、見た目として非常に刺激的でスポーティ。

最近では、F SPORTの組み合わせとしてホワイトノーヴァガラスフレーク×フレアレッドが定番化していますが、この点もレクサスの大きな変化だと考えていて、「レクサス=おじさん臭い」というイメージから「レクサス=上質&スポーティ」に変化。

そしてこの内ドアトリムを見るだけでも、「やっぱりレクサスってスポーティだなぁ」と思わせる印象がありますね。

少し脱線しましたが、内ドアトリムにはハードプラスチックだけでなく合成皮革を多く使用し、一気に質感を高めています。

パワーウィンドウスイッチ周りも、専用オーナメントパネルを装備することでチープ感が無くなっていますし、ウィンドウレバーの先端にもメッキ加飾が追加されたことで質感を向上。

e-ラッチを採用した内ドアハンドルは斬新で使い勝手も良さそう

そしてこちらが、新型NXより初めて採用されたe-ラッチシステム。

従来の手引き式のドアハンドルではなく、ドアを開ける動作の時に親指で押しながら内ドアを開けるという、「襖(ふすま)」を開ける時のワンモーションを実現した新機能。

e-ラッチのドアを開ける時の音も聴き心地も良く、何度でも開けたくなるような感覚です。

【レクサス 新型NXのe-ラッチ機構でドアを開けてみた #Lexus #NewNX】

新型NXのドアの下回りもさりげない工夫が

そしてこちらは内ドアの下回り。

内ドアランプはもちろんLEDを採用していて、明るさも十分。

私も新型NX350h F SPORT(2WD)を購入・契約済ですが、ゆくゆくはカーテシーランプなども装備したいところです。

そして今回の新型NXでの大きな変化が、この黒い樹脂のサイドステップと一体型になったドアパネル。

これまではサイドシルの下側に設けられていた樹脂ブラックのサイドステップですが、これをドアパネル側に装着することでドア開口部が拡大し、且つ足がサイドステップに引っ掛からず乗降りが易いため、この点の大幅改良は非常にありがたいところ。

こうして見ると非常に分かりやすいですが、サイドシルとサイドステップを別々にすることで、サイドシルとフロアカーペットの距離が小さくなり、脚のコンディションが良くない方でも乗り降りがし易くなっています。

またこういったアイディアは、トヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)やホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)といったクロスオーバー系にも採用されています。

新型NXの運転席周りをチェックしていこう

そしてここからようやく車内へ。

まずは運転席から見ていきましょう。

新型NXでは、基本的に全グレード電動パワーシートを装備しているため、使い勝手としては中々に便利。

そして遂にNXでも、電動パワーシートレバーにダークアクセント付きのメッキ加飾が追加されたんですね。

これはかなり大きな進化です。

これまではハードプラスチックのみのレバーを採用していましたが、こういったところでさりげなく質感と高級感を高めてきたところを見ると、レクサスもNXに相当な力を入れているのが分かります。

ちなみに先代NX後期のNX300h F SPORTのパワーシートレバーはこんな感じ。

このレバーにメッキ加飾が入るだけでもイメージは大きく変わると思います。

F SPORT本革シートの座り心地は?

改めてシートを見ていきましょう。

シート表皮はF SPORT専用本革シートで、フレアレッド×ブラックの2トーンとかなりスポーティ。

シートホールド感としては、先代NX F SPORTとほぼ同じカタさで、不快に感じないホールド感強めのスポーツシートといった感じでしょうか。

上下調整可能な電動アジャスターも装備されていて、着座位置が高く感じるなどの問題もないので、圧迫感を感じずにロングドライブも堪能できそうです。

アクセルペダルは吊り下げ式からオルガン風へ

ちなみにアクセルペダルやブレーキペダル、足置き用のペダルはF SPORT専用のアルミ素材。

そしてアクセルペダルも、先代NXの吊り下げ式からオルガン風(ベースは吊り下げ)へとアップデートされていますね。

新型NXのコックピットやエンジンスタートアップサウンド、後席の広さなど、気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)をチェック!