フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTの気になる&便利ポイント!「ナビ画面だと風向&シートヒーター調整ができない?」「メーターの情報量と配置が絶妙」等

新型NXは知れば知るほど、よく考えられた車だと思う

さてさて、2021年12月に私に納車されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NX350h F SPORT(2WD)ですが、先代に比べて先進性が大きく進化し、操作性や使い勝手も色んな意味で変化したため、同じ車種ではありながらも中身は全くの別物。

使い慣れるには相当な時間が必要だと考えていますが、それだけレクサスユーザーを飽きさせないおもてなしがあるのだと考えています。

レクサスの新たなるステージを目指した一台だけあって、便利に感じるところや、「これはちょっと使いづらい」といったところもありますが、今回は新型NXの気になるポイントと便利に思うポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。


ナビゲーション画面が表示中だと、エアコンの風向やシートヒーターの設定ができない?

まずはエアコンの操作関連において。

これは最初かなり戸惑うところではありますが、上の画像の通り、エアコンの風向・風量・温度や、シートヒーター/シートベンチレーション/ステアリングヒーターなどの設定は、全て14インチの巨大ディスプレイオーディオにて設定する仕組みになっています。

メディア再生画面にしているとき、上の赤四角を見ていくと、「フロントシートヒーター/ベンチレーション」、「風向」、「ステアリングヒーター」等のエリアがあると思いますが、これをナビゲーション画面に切り替えると…?

先程のエリアが無くなってしまい、その下にある「風量(+/-)」と「エアコンOFF」、「AUTO」しか表示されなくなるんですね。

初めて見ると「これはちょっと不便だなぁ」「風向やシートヒーターなどを設定する場合は、いちいちメディア画面に切り替えないといけないの?」と思ったりもしますが、この点はレクサスもしっかりと考えているようです。

上の画像の左下にある赤丸(矢印が二重になっている)部分をタッチすると、ナビゲーション画面表示中でも、先ほどの風向やシートヒーターなどの項目が表示されるようになっています。

これを敢えて閉じている理由としては、ナビゲーション画面を最大限に表示させるためだと考えられますが、先述にもある通り、初めて利用する際にはちょっと戸惑ってしまうかもしれませんね。

ドアがかなり重く、強く閉めない半ドアになりやすい

続いては新型NXのドアが重すぎる件について。

新型NXでは、電子ドアハンドルタイプのe-ラッチシステムを採用していて、襖(ふすま)を開けるようにワンモーションでスムーズに開けることができます(ドアハンドルを引いて開けるというよりも、ドアのハンドルの内側を軽く押して開けるイメージ)。

おそらくこのe-ラッチシステムを採用した背景には、重量感のあるドアを開けやすくするためだと推測していますが、反対にドアを閉める際には、ドアが相当に重いせいか、強めに閉めないと半ドアになってしまうんですね。

特に小さい子供だと簡単に開け閉めするのは難しく、できる限り大人が付き添って開け閉めした方が良いかもしれません。

新型NXのメーター類はかなり秀逸!新型ISとのコラボも!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!