日本仕様のフェラーリモデルが全て値上げへ!最も安くて新型812コンペティツィオーネの+30万円/最も高くて812GTSの+111万円。更にBMWが光るキドニーグリルを標準装備にしたマイナーチェンジ版・新型8シリーズを発表!

2022-10-20

フェラーリの新型車(カタログモデル/限定モデル)が一斉に値上げへ

イタリアのスーパーカーメーカー・フェラーリが、日本仕様として販売しているカタログモデル/限定(スペチアーレ)モデルを全て値上げすることを明らかにしました。

2023年モデルとして今後展開していく新型車(カタログ/限定)全てが対象になるとのことですが、フェラーリともなるとどれぐらいの価格アップになるのか気になるところ。

よく国産メーカーや欧州メーカーだと、数千円~数万円程の価格アップに留まりますが、やはりフェラーリともなると数十万円からの値上げになるようですね。

早速各モデルの値上げ前後の車両本体価格をチェックしていきましょう。


各モデルの新旧車両本体価格をチェックしていこう

以下は、2023年モデルとなるフェラーリのカタログモデルと限定モデルの日本仕様の(値上げ前後の)価格帯一覧となります。

2022年1月末時点で、未だデリバリー・納車すら始まっていない296GTBや812コンペティツィオーネシリーズも値上げというのは何とも”スーパーカーメーカーらしい”話ではありますが、こういったスーパーカー系の値上げはよくある話で、特に納期1年~2年が当たり前となるフェラーリだと、オーダー中にボディカラー代がアップすることも。

そう考えると価格アップは致し方なく、その代わりとしてメーカーオプションだったCar Playが標準装備化するのはちょっと嬉しいポイントかもしれません。

【(2023年モデル)フェラーリモデル値上げ一覧(10%税込み】

◇F8トリブート:(旧)33,280,000円 → (新)33,950,000円[+67万円アップ]

◇F8スパイダー:(旧)36,570,000円 → (新)37,240,000円[+67万円アップ]

◇296GTB:(旧)36,780,000円 → (新)37,100,000円[+33万円アップ]

◇812コンペティツィオーネ:(旧)67,840,000円 → (新)68,130,000円[+27万円アップ]

◇812コンペティツィオーネA:(旧)78,690,000円 → (新)78,980,000円[+29万円アップ]

◇812GTS:(旧)45,234,000円 → (新)46,350,000円[+111.6万円アップ]

◇SF90ストラダーレ:(旧)53,400,000円 → (新)54,360,000円[+96万円アップ]

◇SF90スパイダー:(旧)58,560,000円円 → (新)59,590,000円[+103万円アップ]

◇ポルトフィーノM:(旧)27,370,000円円 → (新)28,170,000円[+80万円アップ]

◇ローマ:(旧)26,760,000円 → (新)27,560,000円[+80万円アップ]

価格アップは全体の1%~2%程度

価格アップ分だけを見ると、最も値上げ幅が大きいのは812GTSの+111.6万円。

反対に最も値上げ幅が小さいのは812コンペティツィオーネの+27万円。

金額だけを見ると結構な額ですが、全体のパーセンテージで見てみると+1%~+2%ぐらいの値上げに留まっていますね。

なおフェラーリ曰く、値上げ後の新価格適用は、2021年末の時点で未だ生産計画に組付けられていない注文車両からが対象となっています。

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