日産が欧州市場向けとなるマイクラ後継モデルのティーザー画像を公開!やはり新型ピュアEV仕様へ…日本仕様のマーチも2022年夏頃に廃止予定だがこれもピュアEVへの布石?

2022-08-31

日産も新型アリア/SAKURAを皮切りに、ルノー・三菱と連携して続々とピュアEVモデルを展開するようだ

2022年1月27日、ルノー・日産・三菱アライアンスのロードマップを発表すると同時に、日産より全く新しいピュアEVコンパクトカーに関するティーザー画像が公開されました。

今回公開されたティーザー画像は、日産欧州にて販売されているコンパクトモデル・マイクラ(Nissan Micra、日本名:マーチ)の後継モデルという立ち位置で、しかも内燃機関を一切搭載しないピュアEV仕様。

単なるコンセプトカーではなく市販車として導入する予定で、デザインや装備、価格面においての注目度もかなり高くなりそうな一台になることでしょう。


これがマイクラの後継モデルとなる新型コンパクトEVのティーザー画像だ

コチラが今回公開されたマイクラの後継モデルとなる新型コンパクトEV。

ティーザー画像が公開された時点では名称は明らかになっていないものの、日産UK曰く、フランスにあるルノーのエレクトリシティセンターにて生産されることが明らかになっています。

このことから、新型コンパクトEVのデザインは日産が担当し、生産などはルノーが担当することで、アライアンスグループの良さをそれぞれ上手く引き出すことになりそうですね。

プラットフォームはCMF B-EVを採用するとのことで、サイズ感としてはおそらくマイクラのようなBセグメントコンパクトカーに近いと思われ、恐らく価格帯もCセグメントハッチバック・リーフ(Leaf)よりも安価になるのではないかと予想されます。

デザインテイストとしては、新型フェアレディZ(New Fairlady Z, Z34)のような”こ”の字型LEDデイタイムランニングライトが搭載され、その中央には水平基調のLEDヘッドライトを搭載(まるでNISSANロゴを連想するようなデザインアイデンティティ)。

新型コンパクトEVは、アライアンスのSmart Differentiation(スマート差別化)の好例に

そして新型コンパクトEVについて、日産COOのアシュワニ・グプタ氏によれば「この新型コンパクトEVは、全く新しい共通プラットフォームを採用する。日産がデザインし、ルノーが開発と生産を行うことで、アライアンスの資産を最大限に活用しながら、日産らしさにあふれる商品を実現します。これは、アライアンスの「Smart Differentiation(スマート差別化)」の好例である。人気の高いマイクラの後継となる新型車は、欧州の顧客にさらなるワクワクを提供することでしょう」と語っています。

現時点では具体的な仕様や発表・発売時期は明らかになっていないものの、今後日産の公式プレスリリースにて明らかになると予想されます。

今後欧州市場では、ピュアEVクロスオーバーの新型アリア(New Ariya)や、電動化の先駆けともいえるe-POWER技術を、新型キャシュカイ(New Qashqai)/新型エクストレイル(New X-Trail)にも搭載することを明らかにしています。

2ページ目:マイクラの後継モデルがピュアEVであれば、日本仕様のマーチも…?更に日本の公道でも新型サクラと思われる開発車両を初スパイショット!