新型bZシリーズ/SPORT EVに搭載か?トヨタがピュアEV向けフェイクマニュアルトランスミッションの特許を出願!電気自動車なのにクラッチペダルやシフトダウン時のブリッピングも体感可能に?
トヨタの新技術フェイクトランスミッションには「3つのドライブモード」が存在するようだ
またbZ Forumの情報によると、フェイクトランスミッションを搭載するシステムには、「3つの異なるドライブモード」を提供することを示唆しているとのこと。
1つ目は、ドライバーがクラッチとギアシフトの両方を使用するMTモード
2つ目は、クラッチを操作しなくても加速・減速が可能なサブATモード(駐車、後進、または交通渋滞の際に役立つ可能性がある)
3つ目は、ドライバーがクラッチもシフターも一切使用しない完全なATモード
おそらくトヨタとしては、1台のピュアEVモデルでフェイクMT/セミAT/AT(もしくはe-CVT?)を実現し、ドライバーのそのときの気分に合わせた利便性と先進性を持たせた技術を取り込みたいという考えがあるのかもしれませんね。
モデルイメージは2017年に登場したGR HVコンセプト?
おそらくトヨタとしては、2017年にデビューしたGR HVコンセプトをベースとした技術を量産モデルに適用する考えを示している可能性がありますが、現時点ではどのタイミングで導入されるのか(本当に導入されるのか?)は不明。
フェイクMTはAT限定免許でも運転できるの?
先述の通り、本当にこのモデルが搭載されるのであれば、おそらくSPORT EVに設定される可能性もありますが、そうなるともう一つ気になるのが運転免許証の種類はどうなるのか?ということ。
フェイクMT仕様とはいえ、AT限定免許を取得している人でも運転して問題ないのか?本物のトランスミッションを搭載しないモデルとはいえ、シミュレーター上のクラッチペダルやMTシフトといえど、車検証にはどのように表記されるのか?など、色々と気になるポイントは多く、それ以上にフェイクMTの開発費用も相当なものになることが予想されます。