見た目は超アグレッシブな戦闘機だ!フェラーリ製V12エンジンをぶち込んだ新型Veloqx Fangioが世界初公開!まるでF1のようなエンジンサウンドと内装もほぼフェラーリ【動画有】

まさかあのCGのようなモデルが本当に実在したとは…

フェラーリといえば、2021年11月にICONAシリーズ第3弾としてラ・フェラーリアペルタ(LaFerrari Aperta)風のスペシャルモデルとなる新型デイトナSP3(Ferrari Daytona SP3)を世界初公開しましたが、実はこのモデルよりももう少し前に話題となったテスト車両が存在します。

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そのモデルというのが、前回のブログでもご紹介したF125TDEという謎の開発車両で、中東UAE(アラブ首長国連邦)のナンバープレートを装着していたことから、ドバイ王族のワンオフモデルもしくは単なるCGではないか?と噂された一台です。

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実はこのモデルが、UAEのヤスマリーナサーキットにてVIP顧客を対象に実車を初公開し、更にテスト走行を実施した動画が公開されています。


その名はVeloqx Fangio!フェラーリ製V12エンジンを搭載したレーシングカー!

こちらが今回公開されたフェラーリ?風のスーパースポーツモデル。

実はこのモデル、ベースとなるプラットフォームやエンジン、内装まで全てフェラーリ製で、パワートレインはV型12気筒自然吸気エンジンをフロントミドシップに搭載しています。

そして気になる車名はVeloqx Fangioという名称で、「Veloqx」はモータースポーツチームの名前を指し、2004年のセブリング12時間レースで勝利を収め、ル・マン24時間レースでもアウディR8で2位となりました。

F1界のレジェンドドライバーの名を車名に採用する特別な一台

そして一方のFangioは、アルゼンチンのレーシングカードライバーであるファン・マヌエル・ファンジオ(Juan Manuel Fangio)氏が由来となっています。

彼は、F1において5回のワールドチャンピオンに輝いているものの、2003年にミハエル・シューマッハ氏によって破られてしまうことに。

ただ、46年間も史上最多記録を誇っていたレジェンドドライバーでもあるため、その名前をフェラーリベースのレーシングモデルに採用したのは流石。

将来的には様々な燃料で駆動な公道モデルとして登場予定

とりあえず車名とその由来については明らかになったものの、そもそもこのモデルは何なのか?というと、どうやら2025年にフェラーリ製V型12気筒エンジンを搭載して、トラック専用マシンとしてレースするために作られた開発車両とのこと。

そのため、”今回は”顧客向けに公道モデルとして販売するわけではなく、あくまでもコンセプト車両という形で公開しただけのようです。

ちなみにV型12気筒自然吸気エンジンの燃料は、バイオ燃料を含む様々な燃料によって動作するそうで、将来的には可変ゼロエミッション燃料燃焼エンジンを搭載する形で、少量生産型のロードゴーイングカーを発売することを目標にしているそうです。

Veloqx Fangioのエキゾーストサウンドは強烈でまさにレーシングカーそのもの!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!