赤道ギニア副大統領の汚職事件で押収されたランボルギーニ・ヴェネーノやケーニグセグOne:1達→何と副大統領がOne:1を2倍の価格で買い戻していたとの疑惑

赤道ギニア副大統領から押収したケーニグセグOne:1を巡っては、様々なトラブルがあった

ケーニグセグがこれまで販売してきたモデルの中で、最も希少且つハイパフォーマンスな一台ともいえるOne:1ですが、このモデルのオークション価格について、ケーニグセグCEOであるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏も激怒していたそうで、その理由が「One:1の市場価値を大きく引き下げ、ケーニグセグというブランドを深く傷つけた」から。

One:1の新車販売価格は2,850,000ドル(日本円に換算して約3.3億円)と非常に高額で、中古車市場では優に10億円を超えるほどのプレミアモデル。

そんなOne:1が、当時Bonhamsオークションにて設定された予想落札価格が約1.94億円~2.48億円と新車価格よりも大幅に低かったことを受け、ケーニグセグCEOは激怒していたんですね。

あくまでも問題を起こしたのは赤道ギニア副大統領であり、車に罪は無い

これに関してはケーニグセグCEOが激怒するのも無理はなく、一方でBonhamsオークション側も、「汚職絡み且つ不当なお金で購入したOne:1を、異常な価格設定にするのはおかしい」と主張していたため、どちらの言い分も理解はできるものの、そもそも「車に罪は無い」ことを考えるとケーニグセグCEOの主張が最も賛同を得るのは致し方ないところ。

仮に約1.94億円~2.48億円にて落札された場合、それが実績となって今後のOne:1の市場価値に大きく影響しますからね…

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「赤道ギニア副大統領が街中でOne:1を走らせていた」との目撃・報告例も

話はかなり脱線してしまいましたが、最終的にテオドロ・ンゲマ・オビアン・マングエ副大統領が所有していたスーパーカー/ハイパーカーたちはまとめて新たなオーナーのもとへと旅立つわけですが、なぜか「同氏がOne:1を買い戻していた」との報道があり、街中にて走らせているところも目撃されているそうです(しかもアクセントカラーがブルーからパープルに変更されている模様)。

現時点ではあくまでも噂・疑惑込の報道であるため、誤報の可能性もあり走行中の動画・画像の掲載は避けますが(YouTubeでも削除された模様)、彼が買い戻したというOne:1の市場価格は、新車価格の約2倍となる6億円。

しかもこれだけでなく、どうやらフェラーリのICONAシリーズとなるモンツァSP2(Ferrari Monza SP2)も購入しているとの報道もあり、「同氏はまた同じことを繰り返すのでは?」との見方も出てきているようです。

ちなみに、彼はまだ赤道ギニアの副大統領の肩書を持ったままと言われています。

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Reference:autoevolution