さすが「生きて帰ってこられる車」だ…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300が衝突評価において最高ランクの5つ星を獲得!【動画有】

新型ランクル300は、目に見えてわかる「安心感・信頼性」も売れる要素の一つなのかもしれない

2022年8月2日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。

発売直後からトヨタ公式サイトにおいて「2年以上の納期」と記載されていますが、一部のトヨタディーラーの情報によれば「5年以上」と回答するところもあるようです。

バックオーダー数としては2万台以上とのことで、フラッグシップSUVがここまで売れるのも「転売・輸出・投機」などが目的として挙げられていますが、その一方で14年ぶりのフルモデルチェンジということで、先代以前のランクルから乗り継いできた方々が待ちわびた一台でもありますから、その影響もあって爆発的なオーダーが入ったものと予想されます。

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そんな新型ランドクルーザー300が発売されてから必ず実施されるのが、オーストラリアの新車評価プログラム(ANCAP)で、この評価において同車が最高評価の5つ星を獲得していたことが明らかとなりました。


「生きて帰ってこられる車」をテーマにしているだけあって、その評価結果もハイレベル

こちらが今回、ANCAPによって評価されている新型ランドクルーザー300の衝突評価。

何とも衝撃的な一枚ではありますが、新型ランクル300は、大人の乗員を保護できる割合として89%、子供を安全に保護できる割合として88%と高い数字を獲得しています。

また歩行者やサイクリストを保護する割合としては81%を達成し、車両の全体的な安全システムは77%を達成しています(具体的な評価結果はコチラ)。

ちなみに、オーストラリアやニュージーランドにて販売される新車においては、標準装備が義務付けられているエアバッグ含むフルスイートは外せません。

このセーフティスイートについては、自動緊急ブレーキシステムやレーンキープアシスト、車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロールが含まれていますが、そういった安全装備が新型車にて設定されていない場合は、年次改良によってアップデート(もしくは販売終了)する必要があります。

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新型ランドクルーザー300は、中東市場や日本市場、オーストラリア市場などでも販売されていますが、残念ながら北米市場での販売予定は今のところ無し。

その代わりとして、新型ランクル300と同じプラットフォームTNGA-Fを採用している新型タンドラ(New Tundra)が販売され、2022年1月12日には最上級グレードのキャップストーン(CAPSTONE)が追加されたばかり。

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納期にして約1.5年とスーパーカー並みの長納期となっていますが、それでも今後まだまだ売れることは間違いなさそうです。

【ANCAP SAFETY RATING: Toyota LandCruiser (Oct 2021 – onwards)】

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Reference:motor1.com, ANCAP