最後に生産されたランボルギーニ新型アヴェンタドール・ウルティメLP780-4とNFTが競売へ→日本円に換算して約2.1億円で落札!更にウラカンの累計販売台数が2万台を突破

これでノンハイブリッドV12のアヴェンタドールシリーズも最後に

ランボルギーニが世界限定350台のみ販売した”アヴェンタドールシリーズ最後の特別仕様車”となる新型アヴェンタドール・ウルティメLP780-4(Lamborghini New Aventador Ultimae LP780-4)。

このモデルの350台目となる最後のウルティメと残存価値を高めることを目的としたNFT(非代替性トークン)が競売に出品され、その落札価格が1,603,125ドル(日本円に換算して約2.1億円)だったことが明らかとなりました。

ちなみに今回出品された最後のアヴェンタドール・ウルティメLP780-4以外にも、ランボルギーニミュージアムのプライベートツアーチケットや、ランボルギーニが特別に開催するイベントへの招待など、その内容はかなり豪華なものとなっています。


ボディカラーは50th Anniversary Japan ”水” 風のグラデーションカラー

こちらが今回、日本円に換算して約2.1億円で落札されたという新型アヴェンタドール・ウルティメLP780-4。

ボディカラーはブルー×ブラックの2トーングラデーションカラーで、過去に日本限定5台のみ販売されたアヴェンタドールSロードスター 50th Anniversary Japan”水”のような色合い。

具体的には、ランボルギーニのカスタマイズプログラムにてペイント可能なBlue Nehtuns & Nero Noctisのグラデーションカラーで、おそらくオプション費用は数百万円相当。

リヤビューは、ほぼブラックでかなり厳つい印象を与えていますが、ボディパネルはカーボンファイバ製ではなく、エアロパーツ系はドライカーボンを設定。

これまでのアヴェンタドールシリーズを集約したデザインテイストですが、SVやSVJに比べるとかなり控えめ。

あと見た目ではわからない特別なサービスとして、ランボルギーニと有名アーティストであるクリスタル・キム氏やスティーブ・アオキ氏、更にはINVNT GROUPが連携したVIPユーティリティを導入することで、ランボルギーニのブランド力、そしてNFTの価値を更に高めることを目的としています。

日本円での販売だと約5,500万円…オークションでは4倍近くの高額値に

ちなみにパワートレインは、これまでのアヴェンタドールシリーズ同様に排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780hp/最大トルク720Nmを発揮し、0-100km/hの加速時間は2.8秒、最高時速は355km/hにまで到達します。

トランスミッションは7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッズ)を搭載し、駆動方式は四輪駆動(4WD)のみ。

日本円での価格帯ですが、クーペタイプは5,4543,088円(10%税込み)、ロードスターは59,864,236円(10%税込み)からの販売となりますが、もちろん全て完売となっています。

内装にもグラデーションカラートリムを採用

内装はブラックを基調としながらも、オレンジのアクセントカラーを追加したデュアルトーンタイプ。

ただオレンジの色合いをよ~く見てみると、先ほどのボディカラー同様に徐々に明るくなったり暗くなったりするようなグラデーションが追加されているのも特徴です。

このグラデーション効果は、マーズメタバースサンセットからインスパイアされたデザインとのことで、恐らくそのオプション費用はボディカラー並みに高額になると予想されます。

シート表皮はフルアルカンターラ仕上げで、オレンジのグラデーションストライプを追加(シートサイドには”ULTIMAE”の刺繍付)。

なおストライプ形状は”Y”字をイメージしていて、これまでランボルギーニが採用してきたY字型のLEDテールランプやLEDデイライトなどと同様。

改めて本モデルの最終落札価格は1,603,125ドル(日本円に換算して約2.1億円)と、新車価格帯に対して約3倍~4倍となっていますが、350台目最後であることやNFTが導入されていること、更には内燃機関系のスーパーカーが徐々に高騰していることを考慮すると、今後更にその価値を高めてくるかもしれませんね。

エントリーV10モデルのウラカンが累計販売台数20,000台を突破!記念すべき2万台目のウラカンはどんな仕様?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!


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