日産の新世代ピュアEV軽・新型サクラ(SAKURA)を見積もりしてきた!やはりエントリーグレードでもフルオプションで300万円を超えるようだ

新型サクラは、補助金とオプションの組み合わせで大きく印象が変化するピュアEV軽になりそうだ

さてさて、2022年5月20日に発表/同年6月16日に発売予定となっている日産の新世代ピュアEV軽・新型サクラ(Nissan New SAKURA)ですが、前回グレード別価格帯とメーカーオプション内容をご紹介しましたが、今回は早速見積もりを取得してきましたので、その中身をご紹介していきたいと思います。

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現時点ではまだ確定ではありませんが、新型サクラの国からの補助金は約40万円ほどと言われているので、日産ディーラーにて作成していただいた乗り出し価格から「ー40万円」を差し引いた金額をイメージしていただけたらと思います(あくまでもイメージとなるため、最終的な補助金は5月20日に発表されると思われます)。


新型サクラのグレード別価格帯をおさらいしておこう

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まずはおさらいも兼ねて新型サクラのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。

エントリーグレードSと中間グレードXは概ね近い金額となりますが、上位グレードGになると、アダプティブLEDヘッドライトやプロパイロット(ProPilot)1.5、フロントシートヒーター(運転席のみ)、ステアリングヒーターなどが全て標準装備となるため、その分価格帯が高額になっています。

【新型サクラのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

◇エントリーグレードS:[2WDのみ]2,333,100円

◇中間グレードX:[2WDのみ]2,399,100円

◇上位グレードG:[2WDのみ]2,940,300円

新型サクラでは、前輪駆動[2WD]のみのラインナップで、四輪駆動[4WD]の設定が無いのがちょっと残念なところ。

これらを踏まえて、全3グレードの見積もり内容をチェックしていきたいと思います。

エントリーグレードS[2WD]の見積もり内容

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まずはエントリーグレードS[2WD]の見積もり内容をチェックしていきましょう。

【新型サクラ・エントリーグレードS[2WD]の見積もり(10%税込み)】

①車両本体価格:2,333,100円

◇グレード:エントリーグレードS[2WD]

◇ボディカラー:ブラック(無償カラー)

◇内装カラー:ブラック(シート表皮:トリコット)

◇タイヤホイールサイズ:155/65R14インチタイヤ、14インチスチールホイール(ホイールカバー付き)


②メーカーオプション:250,800円

◇日産オリジナルナビ取付けパッケージ×インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付き):84,700円

◇S専用セットオプション①・・・111,100円
・LEDフォグランプ
・寒冷地仕様ホットプラスパッケージ
・ヒーター付きドアミラー
・ステアリングヒーター
・運転席ヒーターシートヒーター
・助手席ヒーターシートヒーター
・リヤヒーターダクト
・寒冷地仕様クリアビューパッケージ
・ワイパーデアイサー
・リヤLEDフォグランプ

◇充電ケーブル(コントロールボックス付き、200V 7.5m用)・・・55,000円


③ディーラーオプション:370,243円

◇ナビレコパッケージ+ETC2.0:311,304円

◇ベーシックパッケージ:55,639円
・フロアマット
・サイドバイザー
・ナンバー枠

◇ETCセットアップ:3,300円


④諸費用:85,510円

総支払額(①+②+③+④):3,039,653円

エントリーグレードSの支払い総額としては約304万円となりました。

航続可能距離200kmのエントリーグレードS+ほぼフルオプションでも、ホンダ新型N-BOX Custom LターボSTYLE+ BLACK(2WD)の乗り出し約260万円よりも40万円以上高くなってしまいましたね(充電ケーブルが全グレードメーカーオプション扱いで+5.5万円なのはちょっと驚き)。

エントリーグレードSは近場乗りや営業車向けなのかもしれない

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ちなみに新型サクラでは、LEDヘッドライトなどは全グレード標準装備なのですが、エントリーグレードSでは「Nissan CONNECT 9インチナビゲーションディスプレイ」や「プロパイロット1.5(ナビリンク機能付き)」のオプション設定が不可能なので、中間グレードXより設定可能になると更に価格帯が跳ね上がることに。

そのため、9インチナビゲーションディスプレイやドライブレコーダー(前後)のパッケージングディーラーオプションを設定しています。

あと、エントリーグレードSでは2トーンカラーの設定が不可能なので、この辺りは他の軽自動車と似たポイントだと思います。

そういった意味では、エントリーグレードSは営業車や法人リース、もしくは本当の近場移動用(ちょっとした買い物や送迎用)を想定した方が良いのかもしれません。

中間グレードX/上位グレードGの見積もり内容は、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!