日本仕様のホンダ新型ZR-V(海外名:HR-V)と思われる開発車両をスパイショット!ここまで鮮明で細部もハッキリと捉えたのは初めてかもしれない

日本では2022年秋頃に発売予定となっている新型ZR-V(仮称)

2022年4月5日、北米ホンダが新世代CセグメントSUVの新型HR-V(日本名:ZR-V)を世界初公開し、その後インテリアの一部も公開。

HR-Vと聞くと、BセグメントSUVの新型ヴェゼル(Honda New Vezel)の海外版というイメージが強いですが、北米市場ではヴェゼルとは全く異なる一台として発売予定となっています。

ちなみに北米向け新型HR-Vのプラットフォームは、新型シビック(New Civic)をベースにしつつ、パワートレインも排気量1.5L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載するなど、一部ではシビックSUVと呼ばれるほど。

スポーティで伸びやかなSUVとして市販化されることが期待される新型HR-Vですが、久々に日本でも開発車両がスパイショットされています。


スパイショットされた開発車両は2台!存在感は抜群

via:Instagram

こちらが今回、静岡県静岡市葵区にある新東名高速道路の静岡サービスエリア(SA)下りの駐車場にてスパイショットされた新型ZR-Vと思われる開発車両。
※Instagram ID:dagu.dushi様より、事前に画像の使用許可を得ております(画像並びに情報提供頂き感謝申し上げます!)

しかも今回スパイショットされた開発車両は2台で、過去にもリヤテールランプやブレーキランプが点灯した後ろ姿も目撃されるなど、少しずつ日本仕様の細部が明確になってきました(このあとすぐにカバーが被せられた模様)。

未だボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングによって偽装されていますが、これまでと変わらずフロントグリルはハニカム形状であるにも関わらず、ラッピングによってアストンマーティン風に模られているのはユニーク。

ヘッドライト意匠については、L字型LEDデイタイムランニングライトが点灯しつつ、新型ヴェゼル/新型シビック(New Civic)/新型ステップワゴン(New STEPWGN)と同じリフレクター式三眼LEDヘッドライトを搭載。

ヘッドライトが点灯した開発車両は、過去にもスパイショットされている

via:Twitter

ちなみにこちらが、以前埼玉県の鶴ヶ島付近にてスパイショットされた新型ZR-Vの開発車両。

ヘッドライトが点灯&走行中の開発車両は初めてだと思われますが、中央がハイビーム単眼LEDで、両サイドの二眼式LEDはホンダのアイデンティティともいえる要素。

撮影角度によって印象は大きく異なりますが、フロントフードは伸びやかで、ボディスタイルは伸びやかなハッチバック風。

フロントグリルパターンは、メルセデスAMGのような縦型基調のパナメリカーナグリル風ですが、この点は北米市場向け新型HR-Vと大きく異なるところ。

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北米市場向け新型HR-Vのフロントマスクはこうなっている

こちらが北米市場向け新型HR-Vのエクステリア。

グリル形状はマセラティ・グラントゥーリズモ(Maserati Gran Turismo)のようなコンパクトなハニカム形状で、グリルパターンはかなり複雑な水平基調の六角形をイメージ。

全体的に筋肉質なイメージですが、おそらく日本市場向けは、このエクステリアに縦型基調のグリルを設けたデザインになると予想されています(もしかしたらグレードによって異なるかもしれませんし、新型ヴェゼルのようにディーラーオプションで準備される可能性も?)。

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