フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTで往復550kmの旅へ!ほぼ高速道路での実燃費は?フォトグラファーさんに撮影依頼、イルミネーションカップのカスタム等
ようやく新型NX350h F SPORTでの長旅が実現
2021年12月に私に納車されてから5か月近くが経過したレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NX350h F SPORT(2WD)。
未だ片道100km以上の長距離移動インプレッションを実施できていなかったため、今回は1泊2日で往復 約550kmの高速道路移動にチャレンジ。
中々新型NXのポテンシャルを活かしきれずにいた約5か月間ですが、やはり高速道路での安定した乗り心地とハイブリッド特有のワープするような加速性能、そして高速域での道路と道路のつなぎ目を通過する際の突き上げの小ささは「さすがレクサス」と思わせるほど。
この他、いつもお世話になっているフォトグラファーさんに撮影頂いた作品や、追加カスタムしたイルミネーションカップホルダーもチェックしていきたいと思います。
往復 約550kmのうち、8割~9割は高速道路移動
今回の往復 約550km移動は、約8割~9割が高速道路移動となりますが、念のため新型NX350h F SPORT(2WD)のカタログWLTCモード燃費をおさらいしておきましょう。
◇WLTCモード平均燃費:20.9km/L
◇WLTC市街地モード燃費:18.2km/L
◇WLTC郊外モード燃費:22.5km/L
◇WLTC高速道路モード燃費:21.3km/L
往路284kmの平均燃費は18.2km/Lとまずまず
概ね高速道路走行での移動ともなると、21.3km/Lの燃費が最も近いものと考えられますが、上の画像の往路284km分を見てみると、実燃費は18.2km/Lとまずまず。
午前8時10分~8時57分/午前9時4分~9時42分のように、比較的走行距離が短く、下道の割合が多くて”流れるような渋滞”での走行だと、EV走行比率も格段に挙がっているので、その分燃費も20km/Lに向上しているのがわかります。
この点は走り方次第で燃費は大きく変動しますが、特に往路はほとんどが雨道で路面も水滴が溜まって転がり抵抗が大きかったので、それでも18.2km/Lというトータル燃費なのは十分優秀だと思います。
復路261kmの平均燃費は17.0km/L
続いては復路261kmの平均燃費を見ていきましょう。
復路に関しては、ほとんど寄り道することなくオール高速で移動したため、その分燃費も17.0km/Lと往路に比べて少し悪い印象を受けますね。
基本的には周りの流れに合わせて走行することがほとんどだったので、アクセルON/OFFが乱れるような走りではなかったですし、常に一定速度を維持した走りに。
帰りもスムーズで、大口径の幅広なタイヤの影響もあってなのか、ちょっとした横風であっても車体がブレることは有りませんでしたし、何よりも一般道で走行するよりも路面がしっかりと舗装されている高速道路だからなのか、路面のざらつきや突き上げをほとんど感じることなく快適な高速巡航ができたように思います。
遮音性はもちろんのこと、静粛性も非常に高いので、車内での会話も問題なく、後席に座る子供にも声のボリュームをわざわざ上げる必要もなく会話できたのも大きな発見でした。
これがトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)/カローラクロス(New Corolla Cross)だと、声のボリュームもかなり大きくしなければならないのですが、改めてこの辺りの実用性の高さは「さすがレクサス」と思わせるところです。