なぜそうなった…トヨタ新型カローラクロスが新車価格の2倍以上となる「590万円」にて転売!なお出品者情報によれば新車総額は650万円だった模様

2022-07-07

モデリスタのフルエアロも装着されていないため、メーカーフルオプションでも400万円には到達しない

2021年9月に発表・発売されて8か月近くが経過しているトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)。

SUVラインナップのベンチマーク的な存在であり、最もシンプルな装備内容でありながら、コストパフォーマンスも非常に高いCセグメントSUVですが、何とこのモデルがメルカリにてとんでもない金額にて転売されていました。

昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足により長納期状態が続く中、納車されたばかりの新車を「新車価格よりも2倍以上に転売」するユーザーも少なくはなく、特にトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)が典型的な例ではないかと思います。

ちなみに、メルカリに出品された新型カローラクロスは、一体どの程度の金額にて転売されたのか?早速チェックしていきましょう。


何と新車価格の2倍以上!新型ハリアーやランドクルーザープラドが購入できる「590万円」

こちらが以前、メルカリにて高額転売されたという新型カローラクロス。

画像を拝見する限りだと、グレードはガソリンZ(2WD)で、ボディカラーはプラチナホワイトパールマイカ、そして高額なオプションとなり得るモデリスタ(MODELLISTA)のフルエアロパーツは非装着。

一体どのようなオプションを装着したら590万円にまで到達するのかは不明ですが、メーカーオプションフル装備でも300万円には到達しないレベル。

【新型カローラクロスの見積もり一覧(10%税込み)】

①車両本体価格・・・2,640,000円

◇グレード:ガソリンZ(2WD)

◇ボディカラー:プラチナホワイトパールマイカ

◇内装:本革(合皮有)+ファブリックのコンビシート


②メーカーオプション・・・315,700円

◇プラチナホワイトパールマイカ・・・33,000円

◇スペアタイヤ(応急用 T155/70D17)・・・14,300円

◇イルミネーテッドエントリーシステム(フロントカップホルダーランプ・フロントドアトリムショルダーランプ・フロントコンソールトレイランプ)・・・11,000円

◇ブラインドスポットモニター[BSM]+パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+パノラミックビューモニター・・・71,500円

◇パノラマルーフ(電動サンシェード&挟み込み防止機能付)・・・110,000円

◇寒冷地仕様・・・34,100円

◇置くだけ充電・・・13,200円

◇ディスプレイオーディオ(9インチディスプレイ、6スピーカー)・・・28,600円


③総額(①+②)・・・2,955,700円

上の見積もりは、あくまでも「車両本体価格とメーカーフルオプションを足し合わせただけ」になるため、ディーラーオプションや諸費用は含まれていないものの、私が購入した同グレードのガソリンZ(2WD)を参考にしても、340万円にも到達しないですし、フルモデリスタでも400万円超え程度。

オプションで最も高額になるであろうモデリスタを装着していない時点で、総額590万円に到達することはかなり難しいとは思いますが、「商品の説明」をチェックする限りだと、どうやら新車での総額は更に高額なようです。

2ページ目:何と新車での総額は650万画?!一体なぜそのような金額に?