売れ筋だからこそシンプルに!(2023年)マイナーチェンジ版・BMW新型3シリーズが世界初公開。キドニーグリルはワイド&コンパクトだが、内装は大胆にアップデート

2022-07-07

引き続き、BMW新型3シリーズをチェックしていこう

続いてBMW新型3シリーズのリヤビューをチェックしていきましょう。

テールランプは、従来通りL字型をモチーフにしていて、2019年に初めてフルモデルチェンジ版として発表されたときは「レクサスRCのテールランプにそっくりでは?」ともいわれました。

今では馴染みのあるテールデザインで、他のラインナップモデルでも採用されるようになってきました。

そしてリヤディフューザー周りも見ていくと、ブラックの面積が拡大してアグレッシブさが加味されましたが、リフレクターを縦型基調にしつつ、更にブラックのハウジングにすることで”山”型のような形状に。

マフラーも両サイド1本出しのデュアルエキゾーストパイプをインストールすることで、スタイリッシュながらもアグレッシブ、そしてフロント同様に無駄を省いたスマートのリヤデザインに仕上げられていると思います。

なお今回の新型3シリーズでは、上位グレードM340i xDriveに限り、BMW Mの50周年を記念して、フロントフードやトランク、ホイールキャップに特別なレトロスタイルのBMWモータースポーツラウンデルが採用されるそうです。


インテリアはコックピット周りを中心に大胆にアップデート

続いて新型3シリーズのインテリアをチェックしてきましょう。

エクステリアに比べると大きな変化が加えられ、BMW iDrive8オペレーティングシステムを採用した先進的なコックピットにアップデート。

そして過去にリークされた画像の通り、新型3シリーズではドライバー側のインストルメントクラスターとセンターインフォテインメントスクリーンをシームレスに融合させる巨大な湾曲したディスプレイを採用(一体型でワイド)。

運転席のメーターは12.3インチ、センターディスプレイは14.9インチととにかくデカい!

参考までに、インストルメントクラスターは12.3インチのフル液晶ディスプレイを採用し、センターインフォテイメントスクリーンは14.9インチとかなりワイド。

おそらく大画面を好む中国ユーザーに重きを置いたインテリアだと思いますが、だからといってタッチパネルに集約させるわけではなく、バランスよく物理スイッチも搭載しているところもBMWの良きところ。

そして、クラウドベースのBMWマップナビゲーションシステムなど、ドライバーと乗客がアクセスできるデジタル機能が進化し、5G接続も利用可能で、最大10台のデジタルデバイスが利用可能となっています(おそらく1人2デバイスを想定)。

ちなみにエンジンスターターや各種スイッチスイッチ類は、センターコンソール部分に集約されていますが、BMWでもちょっとしたコストカットなのか、ハードプラスチック素材が目立つところも。

最後に気になる価格帯ですが、2022年5月18日時点では内外装デザインの発表に留まっているため、後日改めてグレード別価格帯が判明するのではないかと予想されます。

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Reference:motor1.com