スズキ・スイフトスポーツスピードスター?グランツーリスモ7にてスズキ新型ヴィジョングランツーリスモが世界初公開!ハヤブサのエンジンと3基のモーター搭載で400馬力以上を発揮【動画有】
あくまでもゲームの世界限定ではあるものの、コンセプトカーとして登場しても良さそう
ソニーインタラクティブエンタテインメントより、2022年3月4日に発売されたレーシングゲームのグランツーリスモ7(Gran Turismo 7)に、スズキの最新レーシングモデルとなる新型ヴィジョングランツーリスモ(Suzuki New Vision Gran Turismo, VGT)が配信されました。
2022年5月26日の日中、同ゲームの無料アップデートver1.15が配信され、トヨタGR010ハイブリッド’21(Toyota New GR010 HYBRID)や、ロードスターショップランページ、そして特別モデルとなるスズキ新型VGTが追加されたわけですが、このVGTがスイフト(Swift)のスピードスター風でかなりカッコいい仕上がりに。
一体どのようなモデルなのか?早速チェックしていきましょう。
その見た目はまさにスイフトスポーツのスピードスター版
こちらが今回、特別に配信されたスズキVGT。
その見た目はまさにスイフトスポーツをスピードスターにカスタムしたもので、ボディカラーもスイフトスポーツ専用のチャンピオンイエローとスピーディーブルーメタリックをラインナップ。
ヘッドライトもスイフトスポーツ独自のU字型をイメージしつつも、ちょっとした差別化を図る意味でも釣り目にすることで、よりアグレッシブな顔つきにアップデート。
スピードスター特有のロングノーズ&ショートデッキで、フロント・リヤオーバーハングはかなり短め
こちらがサイドビュー。
ロングノーズ・ショートデッキスタイルはスピードスター独自で、足もとの大口径アルミホイールも、スイフトスポーツのマルチスポークタイプをイメージ。
フロント・リヤのオーバーハングも非常に短く、無駄を一切省いたスポーツモデルそのもの。
やはり空力を考慮したモデルということもあり、アウタードアハンドルは日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)のようなボディ同色のフラッシュサーフェススタイルを採用しています。
エンジンはハヤブサの高回転型直4をベースにトリプルモーターを搭載したハイブリッド
こちらもスイフトスポーツにて採用されているフレイムオレンジパールメタリック。
フロントロアスポイラーやサイドスカートにはカーボンファイバ製?と思わしきエアロパーツが装着され、よりワイド&ローに。
そして気になるパワートレインですが、スイフトスポーツの直列4気筒直噴ターボエンジンではなく、何とスズキのスポーツバイクでお馴染みハヤブサ(HAYABUSA)の排気量1.3L 高回転型水冷4ストローク直列4気筒エンジンに、3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム(フロント2基、リヤ1基)により、システム総出力426hp/9,700rpm、システムトルク610Nmを発揮するとのこと。
何とも刺激的で楽しそうなVGTですが、ハイブリッドシステムを採用しながらも、車体重量は僅か970kgと非常に軽量で、パワーウェイトレシオ比も2.28。
残念ながら、ゲームの世界でしか誕生しないモデルではあるものの、コンセプトモデルとして誕生しても十分注目されると思いますし、何れは実車でも見てみたいと思える一台。