更なる納期遅延になりそうだ…トヨタにも部品供給している中国・江蘇省の工場にて大規模爆発火災。(2023年)一部改良版・トヨタ新型ハリアー/RAV4が更なる値上げの恐れも?【動画有】

2022-07-06

まさかトヨタやベンツに部品供給している工場にて爆発・火災が発生するとは…

様々な自動車メーカーのラインナップモデルが長納期化しているなか、トヨタやメルセデスベンツに部品供給している工場にて、大規模爆発・火災が発生したとのこと。

国内メディアANNnewsCHの報道によると、2022年5月30日の午後、中国・江蘇省において、自動車専用のライトなどを製造している工場から火災が発生し、これにより従業員4人と連絡が取れなくなっているそうです。

従業員の安否も心配ですが、被害人数に対してこれだけの規模の工場で考えると、無人作業によるエリアが多かった?という意見もあり、しかしどのような原因で爆発・火災が生じたのかは明確になっていないそうです。


火災発生から約7時間後に消火するも、製品はもちろんのこと、工場復帰も難しい

こちらが実際に公開されたという中国・江蘇省の工場での火災現場。

工場全体が炎の海と化し、一時的な停止や短期間での復旧は不可能だと思われ、そうなると自動車メーカーへの部品供給も極めて困難になると考えられます。

先述にもある通り、この工場ではトヨタやメルセデスベンツなどにも部品を納入しているとのことで、長納期問題で頭を悩ませている自動車メーカーに更なる追い打ちをかける事態に。

現時点で、この中国工場にて製造した部品が、日本市場向けの車に提供されているかまでは不明ですが、少なからずメーカーにとって影響を受けることは間違いないと思いますし、更なる工場稼働・停止となる期間が延びることも考えられるかもしれません。

次回のトヨタの工場出荷目途更新やプレスリリースにも注目

特に圧倒的なラインナップの数と、それに加えて定期的に情報更新を続けているトヨタですが、2022年5月27日に「同年6月の工場生産・稼働停止スケジュール」を公開したばかりで、主要モデルとなる新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)/ハリアー(Harrier)/RAV4/レクサス新型NXなどの稼働停止が拡大し、徐々に納期が遅れている状態です。

人命が第一なのはもちろんですし、復旧目途が経たないなかでどのように自動車メーカーが対策をとっていくのかも気になるところですが、こういった報道の後に、再度トヨタからも今後のスケジュールに関するプレスリリースが公開されることも考えられるかもしれませんね。

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