(2023年)一部改良版・マツダ新型CX-30が2022年9月に発売予定!新型MAZDA3同様にグレード構成や装備内容見直し、「改悪」と捉えらえる部分も?

2022-07-06

新型MAZDA3同様、内容によっては「改悪」と捉えられるところもあるかもしれない

前回のブログにて、マツダの主要モデルでもあるMAZDA3 FASTBACK/MAZDA3 SEDANの(2023年)一部改良版に関する情報を公開しましたが、今回は新型CX-30の改良・変更内容を紹介していきたいと思います。

新型MAZDA3の記事でも紹介しましたが、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足に留まらず、昨今の世界情勢により、材料費の高騰も続いているため、自動車メーカーだけに限らず、様々なメーカーが最低価格帯を値上げせざるを得ない状況となっています。

実際のところ、今回の一部改良版により新型MAZDA3/CX-30ともに、+66,000円(10%税込み)値上げする予定で、最低価格からの値上げ幅は+3%弱と見られています。

新型CX-30では、一体どのような改良・変更が施されるのかチェックしていきましょう。


新型CX-30のグレード構成見直し

それでは、一部改良版・新型CX-30の改良・変更内容をチェックしていきましょう。

まずグレード構成についてですが、(2023年)新型MAZDA3同様に一部エンジン体系の上位グレードL Packageが廃止となる予定です。

そしてエントリータイプのガソリンモデルとなる排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンSKYACTIV-G 2.0を搭載する20Sが廃止となり、マイルドハイブリッドe-SKYACTIV Gが新設定されるのも重要トピックス。

これにより、具体的なグレード構成は以下の通りとなります。

【(2023年)新型CX-30のグレード構成一覧】

[マイルドハイブリッドe-SKYACTIV-G]

◇20S

◇20S Proactive

◇20S Proactive Touring Selection

◇20S L Package [廃止]


[ディーゼルSKYACTIV-D]

◇XD Protactive

◇XD Proactive Touring Selection

◇XD L Package [廃止]


[ハイブリッドSKYACTIV-X]

◇X Smart Edition

◇X L Package

前回紹介した一部改良版・新型MAZDA3同様に、なかなか思い切ったグレード構成の見直しとなっています(特別仕様車に関しては特に触れられていなかったため、今回は敢えて記載していない)。

新型CX-30に関しても、一部エンジン体系で廃止となったL Packageの装備内容については、Proactive Touring Selection(プロアクティブツーリングセレクション)に集約されるということになりますね。

SKYACTIV-XのL Packageが廃止とならなかった理由は?

なお、ハイブリッドSKYACTIV-XのX L Packageが廃止とならなかった理由としては、基軸となるであろうProactive Touring Selectionがラインナップされていないからだと考えられますが、MAZDA3/CX-30だけでなく他のグレードでも同様の見直しが施されることも考えられそうですね。

あと、今回の一部改良で最も変化・改良の無いグレードがSKYACTIV-X L Packageになるわけですが、変更など無く値上げというのは「改悪」と捉えられてもおかしくはないところだと思います。

2ページ目:グレード見直しにより、Proactive Touring Selectionの装備内容もアップデート?