(2023年)一部改良版・マツダ新型MAZDA3が2022年9月に発売予定!MHEVとXDではLパッケージとバーガンディセレクションを廃止…それでいて6.6万円も値上げに
今回の材料費高騰に伴う車両本体価格の値上げは致し方ないと思う
マツダの主要モデルともいえるコンパクトモデルのマツダ3ファストバック(New MAZDA3 FASTBACK)/セダン(SEDAN)ですが、これらのモデルが2022年9月頃より一部改良版として新しく販売されます。
前回のブログでもお伝えの通り、マツダは今後、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足、そして昨今の世界情勢による材料費高騰の影響を受け、車両本体価格を値上げすることを明らかにしました。
グレードによっては、改良を施さずに値上げするものもありますが、まずは新型MAZDA3/CX-30ともに全グレード+66,000円の値上げが確定しているとのこと(既に国内ニュースサイトでも取り上げられている)。
車両本体値上げの新型MAZDA3だが、今回の一部改良は「改悪」と思われるものも…
それでは早速、一部改良版・新型マツダ3の変更内容をチェックしていきましょう。
まずはグレード構成についてですが、想像していたよりも大掛かりな変更になるため、改良前の購入を検討されている方は、2022年6月末までに検討を進めた方が良いかもしれません。
今回の一部改良では、排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンSKYACTIV-G 2.0を搭載する20Sが廃止となり、マイルドハイブリッドe-SKYACTIV Gが新設定されます。
そして、人気主要グレードだと思っていたディーゼルターボXDとe-SKYACTIV Gの「L Package」と「Burgundy Selection」ですが、これらのグレードも廃止となります。
具体的には以下の通り。
【(2023年)一部改良版・新型MAZDA3のグレード構成一覧】
[ガソリンSKYACTIV-G 1.5]
◇15S
◇15S Touring
◇15S Black Tone Edition
[マイルドハイブリッドe-SKYACITV G]
◇20S Proactive
◇20S Black Tone Edition
◇20S Proactive Touring Selection
◇20S L Package[廃止]
◇20S Burgundy Selection[廃止]
[ディーゼルターボSKYACTIV-D]
◇XD Proactive
◇XD Black Tone Etition
◇XD Proactive Touring Selection
◇XD L Package[廃止]
◇XD Burgundy Selection[廃止]
[SKYACTIV-X]
◇X Smart Edition
◇X Black Tone Edition
◇X L Package
◇X Burgundy Selection
なかなか思い切ったグレード構成ではないかと思います。
そしてここで注目してほしいのが、一部エンジン体系で廃止となったL PackageとBurgundy Selectionの装備内容については、Proactive Touring Selection(プロアクティブツーリングセレクション)に集約されるということ。
なぜSKYACTIV-Xだけグレード廃止にならなかった?
ちなみにSKYACTIV-XのL PackageとBurgundy Selectionグレードが廃止とならなかったのは、おそらく基軸となるであろうX Proactive Touring Selectionがラインナップされていないからだと考えられます。