フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンの完成イメージレンダリング続々登場！期待値は高まるもののトヨタディーラーは「色々と不安」があるようだ
新型クラウンは、今のところ2022年7月15日の発表時期から遅れる予定は無い模様
さてさて、2022年7月15日に発表予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウン(Toyota New Crown, 235系)ですが、今のところ発表時期が延期となるような情報もなく、予定通り同月上旬頃よりもグレード別価格帯が配信され、見積もり作成も可能になるとのこと。
新型クラウンは推奨仕様から優先的に生産・納車される模様
いつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、新型クラウンの購入方法は少し特殊だそうで、まずはある一定のオプションが装備された推奨仕様のグレードのみが優先的に販売・生産されるそうで、最も力を入れている排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン＋ハイブリッド採用のRSグレードが最優先になるそうです。
一方で、最も安価なBASEグレードに関しては、どのようなオプション・ボディカラーであっても生産開始時期が半年ほど遅れるそうで、ユーザーの要望によっては早期的な納車が難しくなるかもしれないとのことです。
意匠画像がリークされてから一気に増えてきたレンダリング画像
新型クラウンの情報が徐々に明るみになってからというもの、突如として意匠画像が日本特許庁によってリークされてしまい、この意匠画像がリークされたことで様々なデジタルアーティストなどがレンダリング画像を公開していますが、どれも完成度は非常に高く、トヨタディーラーにて配信されているものと概ね同じ。
ボディカラーや配色は異なるものの、おおもとのデザインは明確になっているので、例えば上のようなTopElectricSUVが作成したレンダリングも中々に魅力的だと思います(Thanks, Mr. Shrawan Raja!)。
2022年7月15日の発表に向け、新型クラウンの期待値も少しずつ高まってはいるものの、一方で私がお世話になっているトヨタディーラーでは、いくつか心配している、もしくは懸念していることがあるようで、早速その中身についても見ていきたいと思います。
クラウンブランドである以上、決してリーズナブルな価格帯では登場しない
まず真っ先に懸念していたのが「売れるかどうか」ということ。
2022年1月に発表・発売されたフルモデルチェンジ版・新型ノア(New Noah)／ヴォクシー(New Voxy)は、ミドルサイズミニバンでファミリー層からの絶大な支持があったため、多少高額であっても大量のバックオーダー(2022年6月下旬時点で8万台以上)を抱えるほどに大成功を収めましたが、新型クラウンの場合、「クラウンブランド」というビッグネームを掲げているため、どんなに安価でも乗り出し400万円後半～500万円程度になると予想されます。
おまけにクロスオーバーテイストでありながらも、ボディスタイルとしてはセダンになるため、これまで以上に売れるかどうか？と言われると非常に難しいところで、デザインもクラウンとは大きく異なるものなので、220系クラウン以前のユーザーが乗り換えるのだろうか？と言われると非常に微妙(新規顧客も価格帯次第では難しい？)。
ちなみにトヨタディーラー曰く、(先述にもある通り)新型クラウンは最も高額なスポーツグレードRSから優先的に生産を進める予定とのことで、最も安価なBASEグレードは発売日から半年後ぐらいに生産を予定しているそうです。