フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーとホンダ新型ステップワゴンが両方納車されてからの変化。それぞれキャラが大きく異なるからこそ家族での遠出頻度が増えている

2台の新型ミニバンを所有することは贅沢なことではあるが、それぞれ所有することで気づけたことも

2022年3月にトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New  Voxy)ハイブリッドS-Z(2WD)、同年6月にホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)が納車され、それぞれ所有して3か月以上/1か月以上が経過しているわけですが、改めてこれらを所有しての雑感をまとめていきたいと思います。

何れもミドルサイズミニバンではありながらも、それぞれの見た目や走り、質感、加速性能、レスポンス、安全装備の精度などが異なることはお伝え済みですが、それぞれを所有するしていることで新たに感じることが、「使い勝手」と「利用頻度」。

中々両車を所有する機会も少ないとは思いますが、所有期間が長くなるほど、どちらかに偏ってしまう?ことも考えられたものの、実際のところはそうでもなく、バランス良く利用できているように感じられます。


やはりミニバンは家族からの評判が非常に高い

改めてこうして見ると、新型ヴォクシーはヤンチャ顔(オラオラ顔?)で、新型ステップワゴンはマイルド顔のランドローバー・レンジローバー風。

それぞれキャラクターは大きく異なり、トヨタ/ホンダそれぞれのデザイン言語が上手く表現されたモデルだと考えています。

見た目の好みは人それぞれで、価格帯や燃費、装備内容、納期面なども大きく異なってくる両車ですが、それぞれに共通して言えることは、家族旅行や遠出用に活用する時の評判が非常に高いこと。

子供にとってミニバンの2列目スペースは退屈しない第二の部屋

これは前回のブログでもお伝えしましたが、やはり2列目後席の圧倒的な広さや、仰向けレベルまでリクライニングできる快適性、後席用の巨大モニター(ヴォクシー:14インチ有機ELディスプレイ、ステップワゴン:15.6インチフルHDモニター)でDVDやテレビ鑑賞ができるなど、特に子供にとっては退屈しない第二の部屋で、長距離移動の際は「ミニバンの方が良い!」という声が圧倒的。

ここ最近の長距離移動や家族旅行では、ミニバンを利用することがほとんどですし、しかも2台のミニバンを所有するとなると、「〇〇に行くときはヴォクシー」「△△に行くときはステップワゴン」など、そのときの気分や計画、もしくは交互に活用できるので、移動も楽しく飽き飽きしないのも魅力の一つ。

2ページ目:新型ヴォクシー/ステップワゴンの良い点とダメな点は?