フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンとトヨタ新型ヴォクシーを並べてみた!それぞれのキャラクターやメーカーの方向性が異なるも、何れも完成度はかなり高い

2022-07-06

やはり2台の新型ミドルサイズミニバンが並ぶと圧巻だな…

2022年に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)とホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)。

当ブログでは、それぞれの上位グレードとなるハイブリッドS-Z(2WD)とe:HEV SPADA PREMIUM LINE(2WD)を購入・契約し、ありがたいことに何れも早いタイミングにて納車されました。

新型ヴォクシーは、2022年3月に納車されてもうすぐ3か月が経過するため、走行距離も2,500km近くまで走り、一方で新型ステップワゴンは同年6月に納車されたばかりで走行距離は200km近く。

それぞれの良さが際立ち、走りの質感や乗り心地も異なるミドルサイズミニバンで、先代よりも大幅に進化したことは間違いないのですが、唯一できていなかった「2台を並べての撮影」がようやく実現しましたので、早速見ていきたいと思います。


今思うと新世代ミドルサイズミニバン2台を購入するって普通ではないな…

今回ようやく実現した新型ヴォクシーと新型ステップワゴンのコラボ。

普段は両車とも同じ地下駐車場に停めているものの、こうして屋外で並べて撮影するのは全くの初めて。

ちなみに何れの個体も、新色となるブラック系のボディカラーに設定されていて、手前側の新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE(2WD)が「トワイライトミストブラックパール」、そして奥の新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z(2WD)が「グリッターブラックガラスフレーク」となります。

ちょっとヤラしい感じはあるかもしれないのですが、何れも総支払額は約500万円のため、2台あわせて1,000万円超えに(車も高くなったな…)。

参考のため、それぞれの見積もり内容は以下の関連記事にまとめています。

新型ステップワゴンはマイルド顔、新型ヴォクシーはヤンチャ顔(オラオラ顔?)

真正面から見てみるとこんな感じ。

こうして見比べてみると、新型ステップワゴンはマイルド顔、新型ヴォクシーはヤンチャ顔(オラオラ顔?)でそれぞれのブランド独自のデザイン言語やキャラクターが活かされていて、個人的にはどちらも好み。

特にヴォクシーの場合は、パネル面積よりもグリル面積の方が圧倒的に大きいのが印象的で、新型ステップワゴンはパネル面積が大きくグリルが非常にコンパクトなので、どちらかというとヌメっとしたレンジローバー風(撮影する際に人が写り込みやすいのも特徴の一つ)。

ボディサイズは新型ステップワゴンの方が大きめ

そしてボディサイズも、新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEは全長4,830mm×全幅1,750mm×全高1,845mmとなりますが、新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Zは全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mmと、全長や全幅はコンパクト。

実際に真正面で見比べてみると、ワイド&ローの雰囲気は新型ヴォクシーの方が上のように感じられますが、それもおそらくフロントマスク全体を覆う大口グリルや、立体さとローを演出するメッキ加飾フレームが影響している可能性もあり高そう。

ヘッドライト意匠もそれぞれのメーカーの特徴とキャラクターが活かされている

あとフロントヘッドライト意匠も、それぞ二眼LEDが点灯した状態で、アダプティブハイビーム(ステップワゴンは中央、ヴォクシーは最も内側)は点灯していない状態。

フロントウィンカーも、ステップワゴンは内側から外側に向けて流れるように点灯するシーケンシャルウィンカーを採用し、新型ヴォクシーはLEDデイライトの直下が点滅するタイプ。

ホンダはシーケンシャルウィンカーを積極的に導入している印象で、トヨタ/レクサスは一時期に比べるとシーケンシャルウィンカーに少し消極的な印象がありますね。

2ページ目:新型ステップワゴンとヴォクシーのリヤビューの違いは?