フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンスポーツがフェラーリ新型プロサングエにそっくりと話題に?更に派生車種セダンはFRベースの可能性も
新型クラウンのワールドプレミアは新鮮な驚きが多かった
さてさて、2022年7月15日にトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウン(Toyota New Crown, 235系)が世界初公開されましたが、今回のワールドプミレアでは、新世代クラウン群の第一弾としてクロスオーバー(セダンとSUVのマッシュアップ)が同年秋頃に発売することを明らかにし、更にクロスオーバー含める全4種類のボディスタイル群がサプライズで発表されました。
今回トヨタが発表した4車種は、2022年秋頃に発売予定のクロスオーバー(CROSSOVER)、2023年以降に発売予定のスポーツ(Sport)/セダン(Sedan)/エステート(Estate)の3車種となっています。
クラウンエステートについては、歴代11代目となる170系以来となり、エステートとしてだけで見ると2代目、その他にも、SUVもしくはスポーツワゴンの中間的なスタイリングとなるスポーツ、そしてクラウンの象徴ともいえるセダンが引続きラインナップされるのはグッド。
こうしたなか、新型クラウンスポーツのボディカラーやエクステリアデザインが、フェラーリの新世代SUV(正しくはFUV)となる新型プロサングエ(Ferrari New Purosangue)にそっくりでは?とSNSにて話題になっています。
よ~く見てみるとランボルギーニ・ウルスっぽい雰囲気もミックス?
こちらが今回公開された新型クラウンスポーツ。
発表時点では、正式な量産モデルだったかはわからず、それとも未だコンセプト段階で徐々に量産仕様へと落とし込んでいくのかは不明ですが、その見た目は新型クラウンクロスオーバーとは大きく異なるテイストですし、何よりもSNSにて話題になっている通り、確かにフェラーリ新型プロサングエにそっくり。
おそらくレッド系のボディカラーが、よりフェラーリチックな雰囲気に寄せているからではないかと思いますが、ヘッドライト意匠や筋肉質なボディスタイルなどもプロサングエに近く、もしかするとこれまでとは大きく異なる新たな客層を獲得できる革新的な一台になるかもしれませんね。
ちなみにこちらが、フェラーリ新型プロサングエのティーザー画像。
まだ正式に公開されたモデルではないため、一部デザインが隠された状態でのティーザー画像となりますが、SF90ストラダーレ(SF90 Stradale)を彷彿とさせるフロントヘッドライト意匠や、大きく張り出したフェンダーやフロントフード形状はローマ(Roma)っぽい雰囲気に。
改めて新型クラウンスポーツを見ていきましょう。
トヨタのフラッグシップモデルとして2023年以降にデビュー予定となっていますが、その見た目は新型クラウンクロスオーバーとは異なり、カローラっぽい顔つきではなく、全く新しいモデルとして登場してもおかしくはないところ(アグレッシブなエアインテークはランボルギーニ・ウルスっぽい)。
クロスオーバー同様に前輪駆動(FF)ベースのハイブリッド?
サイドビューはこんな感じ。
フロント・リヤフェンダーモール、そしてサイドスカートはグロスブラックにて仕上げられ、更に足元の大口径アルミホイールも艶有りブラックで上品且つスポーティな雰囲気に。
更にリヤフェンダー付近にはフューエルリッド(給油蓋)が設けられていることから、ガソリンエンジン+ハイブリッドモデルである可能性も考えられ、更にフロントホイールアーチとフロントドアの割り線までの距離が非常に短いことから、前輪駆動(FF)をベースとしたTNGA-Kプラットフォームを採用している可能性が高そう。
もしかすると、パワートレインも新型クラウンクロスオーバーと同じ、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムと、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドの2種類がラインナップされることにも期待したいところです。
リヤビューはGRスープラやGLCクラスっぽい
そしてこちらはリヤビュー。
これまたかなり攻めたデザインと言いますか…リヤテールランプはGRスープラ(New GR Supra)やメルセデスベンツGLCクラス(Mercedes-Benz C-Class)のようなテール意匠を採用。
敢えて新型ハリアー(New Harrier)などのように一文字テールランプにせず、一文字風のセンターガーニッシュを盛り込み、その直下には”CROWN”のレタリングバッジなど、海外市場を見越したデザインなのもグッド。