フルモデルチェンジ版・スバル新型WRX S4/トヨタ新型クラウンのレンダリング2連発!どちらもクロスオーバーテイストながらも全く異なる方向性に

好き嫌いの分かれるモデルだとは思うものの、そうやって自動車メーカーは変革を恐れずに進化し続けてきた

昨今、SUVモデルの人気が非常に高く、更にセダンやクーペ、ハッチバックなどをベースにしつつ、リフトアップしたクロスオーバーテイストのモデルも販売されていますが、日本市場では、スバルのフルモデルチェンジ版・新型WRX S4とトヨタ新型クラウン(Toyota New Crown, 235系)が、フロント・リヤフェンダーに樹脂モールディングパーツを装着し、リフトアップしたことでセンダ+クロスオーバーというグローバル化を意識した新たなカテゴリを展開しています。

何れも特徴的且つ魅力あるモデルだと考えていますが、なかには批判的な意見も多く、特にYouTubeやSNSでもそういった意見が非常に多く見受けられる印象です。

今回は、そういった同じ特徴を持つ新型WRX S4と新型クラウンのカスタムレンダリングが公開されています。

何れも全く性格の異なるレンダリングに仕上げられているため、中々に興味深い内容となっていますので、早速チェックしていきましょう。


リフトアップから一転してシャコタン仕様の新型WRX S4に

まずはスバル新型WRX S4をベースにしたワイドボディキット装着のレンダリングを見ていきましょう。

元々フロント・リヤフェンダーには樹脂モールディングパーツを装着することで、クロスオーバーとセダンをミックスしたようなマッシュアップモデルとして注目されましたが(今考えるとテイストはトヨタ新型クラウンと似てるかも?)、今回公開されたのはガッツリとローダウンされたシャコタン&過激オーバーフェンダーカスタム。

海外デジタルアーティスト兼インスタグラマーのbradbuilds氏によって作成された新型WRX S4のイメージレンダリングですが、仮想デザインと云えど完成度は中々に高め。

真正面から見てみるとこんな感じ。

大きく張り出した外付けオーバーフェンダーに加え、ダークな印象を与えるポリメタル風グレーカラー、そしてブラックアクセントが際立つフロントハニカムメッシュグリルやフロントエアインテークなど、新型WRX S4本来のデザイン言語はそのままにしつつ、しかし着地ギリギリまで落とし込んだスタイリングはかなりアグレッシブ。

後ろ姿は新型WRX S4と認識しづらい変貌っぷり

こちらはリヤクォータービュー。

マフラーは両サイド2本出しと従来から大きく変更されていませんが、bradbuilds氏も、純正で活用できるところは一切無駄にしないところは好感持てるものの、テールランプのブラックアウトなどを見るとイメージはガラッと変わって全く別の車両に見えるほど。

今のところここまで過激にワイド&ローに改造した実車は見たことが無いものの、その一方で生産・納期が大幅に遅れてユーザー向けに実車が納車されていないことを考えると、しばらくは過激カスタムに仕上げられた実車を拝見することは難しそう(特に大阪オートメッセイヤ東京オートサロン辺り)。

VAB型の過激カスタム仕上げのWRXは何度か拝見しましたが、未だ新型を公道にて目撃したことがなく、SNSなどでも「納車されました!」という情報も少ないため、まずは顧客のもとへ一日も早く納車されることを祈るばかりです。

2ページ目:トヨタ新型クラウンのオフロードクロスオーバーに仕上げたレンダリングも登場?