【価格は319.9万円から】日本仕様のフルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33型)が2022年7月20日に発表!新素材テーラーフィットシートは”匂い”を少し抑え気味にしている?

スタンダードモデルだけでなく、カスタムグレードAUTECH/特別仕様車エクストリーマーXも同時デビュー!

さてさて、2022年7月19日に発表・発売されたビッグマイナーチェンジ版・日産の新型キックスe-POWER(Nissan New Kicks)に続き、その翌日となる20日には、フルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail, T33型)が発表され、同月25日に発売されます。

なお新型エクストレイルe-POWERに関しては、先に新世代四輪駆動(e-4ORCE)が発売され、2022年9月に遅れて前輪駆動(2WD)が発売されるわけですが、私も前輪駆動モデルを購入・契約済で、納車のタイミングとしては2022年末頃を予定していますが、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足により、納期が2か月近く遅れているそうです。

それでは早速、日本仕様の新型エクストレイルをチェックしていきましょう。


より日産らしい顔つきにまとめられた新型エクストレイルを見ていこう

こちらが今回発表された日本仕様の新型エクストレイルe-POWERのエクステリアデザイン(ボディカラーはカーディナルレッド)。

足もとの19インチアルミホイールデザインから見て、恐らく最上位グレードG[e-4ORCE]になると予想されますが、北米市場向け新型ローグ(New Rogue)や中国市場向け新型エクストレイルと同じく、Vモーショングリルと独立式LEDデイライト&ヘッドライトが搭載された日産独自のデザイン言語に。

具体的な装備内容などについては、過去のブログでもご紹介済みなので省略しますが、改めて力強い顔つきで、重厚感のあるエクステリアが魅力的。

そしてこちらはリヤデザイン。

前日に発表された新型キックス同様に、ブーメランタイプのLEDテールランプを採用しつつ、リヤウィンカーが非LED(電球)なのは、コストの兼ね合いによるものなのか、それともリヤウィンカー点灯時の輝度、もしくは後続とのトラブルを避けるためなのかは不明。

リヤロアバンパーのアンダースキッドプレート面積も大きく、オフロード感を演出するフロント・リヤフェンダーの樹脂モールディングパーツとの相性も良いですし、見た目の力強さという点では、競合モデルのトヨタ新型RAV4とも十分対抗できそう。

インテリアは先進的で高級感もアップ!

そしてこちらが、新型エクストレイルe-POWERのインテリア。

水平基調を意識したダッシュボードや、12.3インチフル液晶アドバンスドドライブアシストメーターと12.3インチのNissan CONNECTナビゲーションシステムなど、全体的に先進的で購買意欲を掻き立てるようなレイアウトに。

そして内ドアトリムなどにはブラウンのアクセントが加味され、シートは本革ではなく、次世代シート素材「テーラーフィット(TailorFIT)」を採用。

このテーラーフィット素材は、しっとりとした肌触りと包まれる心地よさをもたらすものだそうで、イメージ的には合成皮革以上の本革未満といったところでしょうか。

実際にテーラーフィットシートも触ってみましたが、手触りとしては合成皮革よりも滑らない印象で、匂いもちょっと革本来のものを抑えている印象です。

そしてこちらはGグレード専用&タンカラーのみとなるナッパレザーシート。

実際に座ってみての印象としては、決してそこまでカタい印象ではなく、包み込んでくれるような適度な柔らかさで、ロングドライブ時の疲れもどうなるのかインプレッションしてみたいところ。

ちなみに私が購入した新型エクストレイルe-POWERも、タンカラーのナッパレザーを設定しています。

そして個人的に驚いたのは、後席にロールサンシェードが装備されていること。

これは女性にとっても有難い装備の一つだと思いますし、子供も結構気に入っている装備の一つなので、新型エクストレイルe-POWERに装備されるのは良い意味で予想外でした(あと後席スライドシートも装備されているのも驚き)。

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