凄いぞ日産!フルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(T33)が発売後僅か2週間で受注1.2万台を突破!e-POWERシリーズで最速売上げ、新型ノートオーラでも3週間で1万台突破

やはり新型エクストレイル(T33型)は圧倒的に強かった

2022年7月20日に発表/同月25日に発売された日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33型)ですが、このモデルが発売後僅か2週間で受注数12,000台を突破していたことが明らかとなりました。

厳密には、2022年8月7日時点で12,213台ものバックオーダーを抱えている日産ですが、e-POWERモデルでは僅か2週間という短い期間で1万台もの受注数を獲得したのは、新型エクストレイルe-POWERが初めて。

大人気のプレミアムコンパクトカー新型ノートオーラでも1万台突破に3週間かかった

参考までに、日産のプレミアム3ナンバーコンパクトカーの新型ノートオーラは、発売後3週間で1万台を突破したことを考えると、セグメントや価格帯が大きく違えど、いかに新型エクストレイルの人気が非常に高いか、本モデルを待ち望んでいた方が多かったかがわかるかと思います。

そして今回の日産の公式プレスリリースより、新型エクストレイルの人気グレードや駆動方式、ボディカラー、オプションなどをチェックしていきたいと思います。


新型エクストレイルe-POWERで人気の駆動方式は?

まずは新型エクストレイルe-POWERの駆動別構成比を見ていきましょう。

シンプルに前輪駆動(2WD)が売れたか、四輪駆動(e-4ORCE)が売れたかの二択になるわけですが、以下にある通りe-4ORCEが90%とダントツ。

[駆動別構成比]

◇4WD(e-4ORCE):90%

◇2WD:10%

これはちょっと意外な数値ではありましたが、実は新世代e-POWERと排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン、新世代四輪駆動(e-4ORCE)を組み合わせたモデルは日本が初めてなんですね。

そのため、2年ぐらい早く北米市場向けとして新型ローグ(New Rogue)が発表・発売され、その後中国市場向けにガソリンモデルの新型エクストレイルが一足早く発表・発売されましたが、日本市場だけ遅れてしまったのは、こうした新世代技術を真っ先に日本に取り込みたかったから。

したがって、この新技術を多くのユーザーが体感したい!という想いから、約90%という数字として反映されたのではないかと思います。

あとは、2022年7月25日にe-4ORCEが一足早く発売され、その2か月後となる9月に前輪駆動(2WD)が発売されるため、このご時世いつ納車されるかわからないことから、少しでも早く納車されたいという想いもあってe-4ORCEを選択しているユーザーも多いのかもしれませんね。

私は上位グレードG(2WD)をオーダー済み

ちなみに、私も新型エクストレイルe-POWER(T33)を購入済みですが、e-4ORCEモデルではなく前輪駆動(2WD)モデルの上位グレードGをオーダー済みで、納車時期としては2022年末頃を予定していますが、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足により生産・出荷が遅れているとのことなので、もしかすると2023年1月以降にずれ込むことも考えられるかもしれません。

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