【価格配信は2022年8月のお盆明け予定!】(2023年)一部改良版・トヨタ新型ハリアー/ハリアーPHEVが2022年9月末に発売予定も、既に納期は1.5年以上で購入は難しそうだ
発表・発売前から一部グレードに限り購入できないモデルも珍しいが…
2020年6月に4代目としてフルモデルチェンジされ、発売2年後となる2022年9月26日に初の一部改良版として発表・発売されるトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)。
更に今回の一部改良に加えて、Z Leather Packageをベースにしたプラグインハイブリッド(PHEV)の新型ハリアーPHVも追加発売される予定となっていますが、遂にこれらのモデルが2022年8月のお盆明けにグレード別価格帯が判明し、見積もり作成も可能になることが、いつもお世話になっているトヨタディーラーへの取材で明らかになりました。
前回のブログでもお伝えの通り、新型ハリアーは一部のグレードに限り1.5年以上も長納期化していて、その背景には昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足が影響していますが、こうしたなかでも年次改良モデルへと生産を切り替えることが優先され、2020年モデルを契約していたユーザーは強制的にオーダーカットされ、2023年モデルへと切り替えることとなります。
そうなると車両本体価格や装備内容も変更されることになりますが、価格差に関しては一部のトヨタディーラーにて負担するなどの動きが見られるとのことですが、具体的にどういった変更が加えられるのか?おさらいも兼ねてチェックしていきたいと思います。
新型ハリアー/ハリアーPHVのグレード構成をおさらいしていこう
まずはおさらいも兼ねて、一部改良版・新型ハリアーとハリアーPHEVのグレード構成をチェックしていきましょう。
今回の一部改良では、中間グレードで本革シートが設定可能なG Leather Packageが廃止になっています。
そしてPHVモデルに関しては、最上位グレードZ Leather Package[E-Four]をベースにしたZグレードの一択のみとなります。
ちなみにPHVモデルに関しては、既にラインナップされているRAV4 PHVと同じ排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーター+18.4kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせたものが採用され、ピュアEVのみでの航続可能距離は95km程度とされています。
【(2023年)新型ハリアーのグレード構成一覧】
[ガソリン]
◇エントリーグレードS[2WD/4WD]
◇中間グレードG[2WD/4WD]
◇上位グレードZ[2WD/4WD]
◇最上位グレードZ Leather Package[2WD/4WD]
[ハイブリッド]
◇エントリーグレードHYBRID S[2WD/E-Four]
◇中間グレードHYBRID G[2WD/E-Four]
◇上位グレードHYBRID Z[2WD/E-Four]
◇最上位グレードHYBRID Z Leather Package[2WD/E-Four]
[プラグインハイブリッド]
◇Z[E-Fourのみ]
新型ハリアー・ガソリン/ハイブリッドの主要装備をおさらいしていこう
続いて、ガソリンモデルとハイブリッドモデルのグレード別主要装備をおさらいしていきましょう。
一部改良で商品力を向上させた内容がメインとなりますが、全グレードかなり魅力的な内容にまとめられていると思います。
【(2023年)新型ハリアーの主要装備一覧】
[エントリーグレードS(現行比 約+10万円アップ)/中間グレードG(現行比 約+8万円アップ)]
◇法規制対応
・排ガス規制対応
・騒音規制フェーズ2対応◇ボディカラー変更
・プラチナホワイトパール◇予防安全装備追加
・低速時加速抑制機能
・緊急時操舵支援機能
・右左折時対向車対応
・右左折時横断歩行者対応
・ドライバー異常時対応機能◇7インチTFTマルチカラーディスプレイ付きインストルメントクラスター
◇ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)
◇USBポート(Type C)
◇nanoeXシステム
◇ワイヤレスバッテリーチャージャー(充電性能強化)
◇ETC2.0車載器
[上位グレードZ(現行比 約+7万円アップ)/最上位グレードZ Leather Package(現行比 約+7万円アップ)]
◇エントリーグレードSの装備内容を追加
◇12.3インチフルデジタルカラーディスプレイ付きインストルメントクラスター
◇12.3インチJBL付きディスプレイオーディオPLUS(コネクティッドナビ対応)