何と車体重量はマツダNDロードスターとほぼ同じ!ランチア・ストラトスからインスパイアされたKTMクロスボウベースのKiska新型APG-1ティーザー画像が世界初公開

引き続き、Kiska新型APG-1を見ていこう

引き続き、Kiska新型APG-1のエクステリアを見ていきましょう。

この個性的なシルエットとボディスタイルが何とも強烈で、フロントワイパーはレーシングカーでも見られる中央に配置。

そしてプロポーション以外にも、少し分かりづらいですがポップアップ式となるリトラクタブルLEDヘッドライトや、際立ったフェンダーを備えるフラットボンネット、レトロな味わいを持たせるスター形状の鍛造アルミホイール、エンジンカバーと一体型となるリアスポイラー、そしてリヤ一体型の巨大ウイングなどをインストール。

テールについては、ハイマウントデュアルエキゾーストパイプをインストール、角形の LEDテールライトの横にある穴により、フォードGTからヒントを得たようなデザインに(どことなくフェラーリSF90ストラダーレをイメージ?)。

車体重量はマツダNDロードスターに近い?

改めて上空から見たティーザー画像をチェックしていくと、どうやらプロトタイプモデルは1台だけでなく、左奥にも同様のデザインと思われる個体が確認できますが、これが全く同じスペックなのかどうかは不明。

もしかするとユーザー向けの限定モデルかもしれませんし、ワンオフモデルということも考えられそう。

車体重量は明確に公表されていませんが、KTM X-Bow GTXとほぼ同じとの情報から、マツダの2ドアスポーツクーペ・NDロードスターに近い約1,050kgと云われています。

一体どれほどのパワーウェイトレシオ比を持つのか、非常に楽しみな一台です。


過去にランチア・ストラトスを現代的な解釈で蘇らせたモデル「ニューストラトス」が登場

なお参考までに、2018年にもランチア・ストラトスを現代的な解釈で新しく作り上げたニュー・ストラトスがデビューしました。

このモデルは、Manifattura Automobili Torino(MAT)とNew Statos Gbrの共同開発により誕生したもので、世界で僅か25台しか製造されなかった希少車種でもあります。

ボディサイズとしては、全長4,181mm×全幅1,971mm×全高1,240mmとワイド&ローながらも非常にコンパクトで、しかもベースはフェラーリF430のアルミフレームを切り詰めたシャシー。

パワートレインも排気量4.3L V型8気筒自然吸気エンジンをリヤミドシップに搭載し、最高出力540hp/最大トルク519Nmを発揮、0-100km/hの加速時間は3.3秒、最高時速は330km/hにまで到達。

前後のカウルがオープンする姿は、ランボルギーニ・ミウラ(Lamborghini Miura)などを彷彿させるものがありますね。

ちなみに足もとについては、ミシュラン製パイロットスポーツカップ2を採用するほどの本格仕様となっています。

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Reference:Instagram, CARSCOOPS