オープンモデル最速モンスター降臨!米ヘネシー新型ヴェノムF5ロードスターが世界初公開。「クーペ同様に1,800馬力以上」「最高時速は300マイル(483km/h)以上」

ヘネシー新型ヴェノムF5ロードスターのトップルーフも結構特殊のようだ

話はヘネシーパフォーマンス新型ヴェノムF5ロードスターに戻りますが、クーペと同様に特注のカーボンファイバ製シャーシがベースになっていて、更にトップルーフはカーボンファイバ製のハードトップで、4本のクイックリリースボルトと、極端な速度に耐えるように設計されたシングルラッチにて固定されているそうです。

しかもこのカーボンルーフは、裏地が有るアルカンターラ素材にて仕上げられていて、重量としては僅か8kgと非常に軽く、1人で取り外すことも可能。

取り外したカーボンルーフは車内への保管不可

但し、取り外したカーボンルーフを車内に保管することは不可能のため、メリノウールの収納バッグかガレージ用カスタムメイドのディスプレイ台座にて保管する必要があります(どちらもメーカーオプションで数百万円になる模様)。

エンジンフードもフェラーリのように「魅せるエンジンフードへ」

そしてこのモデルの特徴の一つとして、クーペのスラット付きエンジンカバーに代わる強化ガラスウィンドウが採用され、リヤミドシップに搭載されるV8ツインターボエンジンをより鮮明に魅せることが可能になりました(この辺りはフェラーリをイメージしているのかもしれない)。

GM製LSプッシュロッドV8シリーズをベースにしたツインターボユニットは、最大トルク1,617Nmを発揮し、トランスミッションは7速シングルクラッチセミATを搭載、駆動方式は後輪駆動(RWD)との組み合わせとなります。

鍛造アルミホイールもロードスター専用設計に

全てにおいて特注仕上げとなる新型ヴェノムF5ロードスターですが、実は足もとの鍛造アルミホイールもロードスター専用設計。

フロント19インチ/リヤ20インチの鍛造アルミホイールを装着し、V字スポークっぽく見える各スポークも、実は「Hennessey」の「H」に似せた14スポークデザインにまとめられているのが確認できます。


新型ヴェノムF5ロードスターの内装もチェックしていこう

インテリアは非常にスパルタンながらも、基本的にはクーペ同様にレーシングカーのようなコックピットを再現。

U字型の個性的なステアリングホイールや、大画面のデジタルインストルメントクラスターを装備。

シートはフルカーボンファイバシートフレームに、体がフィットする部分だけに本革を使用することで最大限の軽量化に貢献しています。

最後に気になる新型ヴェノムF5ロードスターの販売台数と価格帯ですが、クーペが世界限定24台に対し、ロードスターは+6台多めとなる世界限定30台の販売で、価格帯は先述の通り300万ドル(日本円に換算して約4.1億円)での販売を目指しているそうです。

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Reference:CARSCOOPS