フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンが納車されてもうすぐ3か月が経過!ちなみに部品&半導体供給不足で更に長納期化は避けられないようだ

新型ステップワゴンの納期は最大で1年”以上”

2022年6月に私に納車されてもうすぐ3か月が経過するホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダプレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)。

普段使いから長距離移動&家族旅行まで幅広く活用しているため、走行距離も2,000kmを突破しています。

そんな新型ステップワゴンですが、2022年8月下旬現在での納期が大変なことになっているそうで、先日のブログでもご紹介の通り、同年9月上旬から埼玉製作所や鈴鹿製作所の工場生産稼働率が6割~7割に低下していることが大きく影響しているのだそう。

最も売れ線となるe:HEV SPADAやe:HEV SPADA PREMIUM LINEの納期が1年”以上”になっているとのことで、まだまだ予断を許さない状況です。


新型ZR-Vの発売時期が2022年秋頃 → 2023年4月~5月頃に延期になったのも、ステップワゴンに部品を回すため

新型ステップワゴンのインプレッションから少し逸れた話で大変恐縮なのですが、いつもお世話になっているホンダディーラーからの情報によると、前回のブログでご紹介した新型ZR-Vが「2022年秋頃 → 2023年4月~5月頃に延期」というのも、どうやら新型ステップワゴンの長納期化を避けるために、新型ZR-Vの部品を回すためなのだそう(ZR-Vの生産優先度を下げるということ)。

そうすることで、2023年4月以降にはようやく新型ステップワゴンの長納期化を解消することができる?という計画だそうですが、これもあくまで”計画”なので、今後の部品供給や半導体の供給具合では、更にZR-Vの発売時期が遅れることも考えられるそうです。

まずは新型ZR-Vが発売されることを確実にするために2022年内に発表へ

こればっかりは致し方ないところですし、幸い新型ZR-Vはまだ正式に発売されていないため、まずは先に2022年11月17日に発表だけしてしまい、先行予約段階で顧客を確保することに注力することになりそうです(その分ZR-Vの納期も大変なことになりそうですが…)。

競合モデルには、トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)や日産の新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)、マツダCX-5、スバル・フォレスター(Subaru Forester)と強敵ぞろいなので、そのなかでは価格も含めてどこまで対抗できるか注目したいところです。

新型ステップワゴンをインプレッション!乗り心地含め、シートの使い勝手の良さは子供からも好評

っということで、ここからようやく新型ステップワゴンの納車後インプレッションになるわけですが、過去のブログでもお伝えの通り、子供からの評判は上々。

これはあくまでも子供の意見になりますが、2列目シートの座り心地やフィット感、そしてシートレバーの調整のし易さ(カタさなど、一人で操作できるかどうか)などは、もう一台所有するトヨタ新型ヴォクシー(Toyota  New Voxy)に比べるとダントツでステップワゴンが上とのこと。

エアコンの効き具合に関しては、フロント・リヤ含めて新型ステップワゴンの方が少し強めで効きが早いとのことですが、一方で設定温度に対して「寒い・冷える」という意見もあるため、この辺りは新型ヴォクシーの方が融通が利くようです(冬場の暖房になるとどのように変化するのかも気になるところ)。

エアコンの効き具合の良さは新型ヴェゼルも同様

ちなみにエアコンの効き具合が「強い・寒い」というのは、以前私が所有していた新型ヴェゼル(New Vezel)でも同様で、しかしコンプレッサーがコンパクトな軽自動車のN-BOXになると、反対にエアコンの効きが少し弱いように感じられますね。

2ページ目:新型ステップワゴンの夜間の車内は明るい?それとも暗い?