(2023年)フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)の最新情報⑤!「予防安全装備&プロパイロットは全グレード標準装備」「上位グレードLUXIONの見分け方」等

日産の新型セレナ(C28)の最新情報を引き続きチェックしていこう

上位グレードe-POWER LUXIONの予防安全装備は更に充実したものに

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それでは、日産の新型セレナ(C28)上級グレードe-POWER LUXIONではどのような予防安全装備が標準装備されるのか?チェックしていきましょう。

【(2023年)新型セレナe-POWER LUXIONの予防安全装備・標準装備一覧】

◇プロパイロット2.0

◇プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付き)

◇SOSコール

◇プロパイロットパーキング

◇プロパイロットリモートパーキング

◇ヘッドアップディスプレイ(プロパイロット2.0情報表示機能、カラー表示)

まさにLUXIONは至れり尽くせりの充実した装備内容になっていますね。

メーカーオプションがほとんど存在しない分、装備内容の標準化によって簡易的な生産ラインを確保できるものと予想される一方、車両本体価格は相当に跳ね上がるとは思うものの、ラージサイズミニバンのエルグランド(Elgrand)を上回る装備内容ということを考えると、かなり魅力的な一台ではないかと思います。

そしてV37スカイラインHEVが正式に廃止となり、2022年8月下旬時点でプロパイロット2.0を搭載するカタログラインナップモデルは新型アリア(New Ariya)のみとなったため、ここに新型セレナが仲間入りを果たすの注目トピックス。

トヨタやホンダのアドバンストドライブ(渋滞時支援)やトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)に対抗する機能でもあると思うので、この点は日産も抜け目ない所。

日産は今後、プロパイロット1.0を全車標準装備に?

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これはあくまでも参考までにですが、2020年10月に日本経済新聞が公開した「日産の全新型車を「簡易」自動運転に 追従や高速手放し」という記事において、低中価格車は前方車の追従が可能な「プロパイロット1.0」を標準装備、高価格車は高速道路での手放し運転が可能な「プロパイロット2.0」を標準装備するといった計画が進められることを明らかにしていました。

まさに今回の新型セレナ(C28)からその動きがスタートすることになりそうですし、e-POWER LUXIONも必然的に高価格車であることを謳っているようなものなので、具体的にどれぐらいの価格帯となるのか非常に気になるところですね。


上位グレードe-POWER LUXIONとそれ以外の見分け方は?

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ちなみに、これまで国道等にてスパイショットされてきた新型セレナの開発車両ですが、具体的にどのようなグレードがテスト走行しているのか明確になっていませんでした。

そこで、上級グレードe-POWER LUXIONとそれ以外のグレードを見分けるための重要なポイントをご紹介していきたいと思います。

上級グレードとそれ以外のグレードを見分けるポイントは一つ、シャークフィンアンテナを装着しているかどうか?ということ。

実は上位グレードe-POWER LUXIONでは、プロパイロット2.0用にシャークフィンアンテナを設けるとのことですが、それ以外はプロパイロット1.0もしくはナビリンク機能付きのプロパイロット1.5となるため、ガラスアンテナが標準装備になるんですね。

例えば上の画像の開発車両は、トップルーフにシャークフィンアンテナが装備されていないため、上級グレードe-POWER LUXION以外のノーマルボディかハイウェイスターVのどちらかになります。

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こちらはかすかにではありますが、シャークフィンアンテナが設けられているようにも見えますね(確実とは言い切れませんが…)。

こういった形で、今後開発車両がスパイショットされた場合は、シャークフィンアンテナの有無で上級グレードかそうでないかを見極めることができるのは、ある意味重要なポイントだと思いますし、そのときのホイール意匠やフロントグリル意匠の違いなども、ある程度明確になってくるのではないかと考えられます。

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