人生終わった…約24億円もするパガーニ新型ゾンダHPバルケッタ(世界限定3台)がツーリングで大クラッシュ!実は半年ほど前の2022年2月に納車されたばかり

修理費用はもちろんのこと、修理期間も年単位になりそう…

かなり痛々しい姿のゾンダ新型ゾンダHPバルケッタ。

約24億円もするハイパーカーですが、一体修理費用だけでいくらになるのか…

最低でもフロントバンパーやリヤバンパー、フェンダー周りは丸々一式交換になると思いますし、特別仕様のカーボンパネルを準備するだけでも相当な時間を費やすことになりそう(現在カーボン不足が深刻化している)。

ちなみに足元の鍛造アルミホイールはマルチスポークタイプで、これもゾンダHPバルケッタ専用だそうですが、このホイールも丸々交換すると高級外車1台は購入できそう。

そしてこのモデルの最大の特徴が、バルケッタと呼ばれる通りオープンモデルで、トップルーフを備えないために、基本的には晴れた日以外は乗れないということ。

そしてリヤスパッツも設けられていますが、この点は日本人実業家である前澤友作 氏のゾンダZOZOZに似た仕様でもありますね。

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インテリアもボディカラー同様にブラックを基調とし、シート表皮はオールレザーで、ゴールドのカラードステッチを縫合。

そしてシートのすぐ後ろには、「Zonda HP Barchetta 3 di 3」と表記された特別なプラークも貼付されているため、まさに世界に一台だけの特別なゾンダということになります。

ゾンダHPバルケッタの気になるパワートレインですが、メルセデスAMGが独自に開発した排気量7.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載していますが、このエンジンはゾンダの後期型に搭載されているものと同じで、しかもトランスミッションは6速MTを設定。

おそらくかなりピーキーな操作性を持つ一台だと思われますが、事故の瞬間を見る限りだとアクセルを踏み込んだ、もしくはクラッチ操作時に操作を誤った可能性もありそうで、乗り手も相当な技術を持たないと乗ることの難しい一台なのかもしれません。


ゾンダHPバルケッタはどれだけ高額で貴重な個体なのか?

ちょっと話は逸れますが、パガーニ・ゾンダといえばF1ドライバーでお馴染みとなるルイス・ハミルトン(Lewis Carl Davidson Hamilton)氏が所有していた、自身の名のイニシャルを持つゾンダ760LHを売却したことも記憶に新しいかと思います(760は最高出力760hpを意味)。

このゾンダ760LHは、世界で僅か20台程度製造された760シリーズの一つで、「通常スペックのゾンダ」「760スペックにアップデートされたゾンダ」そして「出荷前から760スペックに設定されたゾンダ」の3種類がラインナップされていて、ルイス・ハミルトン氏が所有していた最も数の少ない「出荷前から760スペックに設定されたゾンダ」と言われています。

そんな彼が所有してた個体の新車価格で150万ドル(日本円に換算して約2.1億円)、売却予想価格は500万ドル(日本円に換算して約7億円)と云われていましたが、彼が所有していたゾンダ760LHよりも、今回のゾンダHPバルケッタの希少価値は相当に高く(今後ゾンダシリーズは作られないことも明らかになっている)、そして資産として持ち続けることのできる数少ないモデルであったことを考えると、今回の事故は精神的にも非常にダメージは大きいのではないかと思います。

 

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Reference:TheSupercarBlog.com