フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600が納車されて1か月が経過!注意しておきたいポイントや不満点は?新型NXと同時期に発売されながらも”アレ”の統一性が無い等

新型LX600と新型NX350h F SPORTを両方所有しているからこそ、「アレ」がちょっと気になってしまう

2022年8月に私に納車されて1か月が経過したレクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600(3列7人乗り)ですが、もうすぐ納車後1か月点検を迎える時期となり、走行距離は500kmに到達しないながらも、普段の街乗り・近場乗りでも活用している一台です。

どの道を走っていても、すれ違う車のドライバーからの視線がアツい新型LX600ですが、まだまだ日本国内では納車が進んでいない一台のようです。

そんな新型LXですが、納車後1か月を迎えて「気になるポイント」や「ちょっと注意しておきたいポイント」が増えてきましたので、今回はその内容をご紹介できればと思います。


指紋認証登録をしていない場合でもエンジン始動可能なの?

新型LX600の注意しておきたい(抑えておきたい?)ポイントを見ていきましょう。

まずは洗車についてですが、さすがにこのクラスのボディサイズになってくると、私も単独での洗車は時間がかかり過ぎてしまうため、できる限り洗車屋さんに依頼するようにしています。

その際、他の車と大きく異なるところが「指紋認証によるエンジンスタート」なのですが、新型LXやトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)だと、事前に指紋設定した方じゃないとエンジンスタートは不可能なんですね(盗難対策のため)。

便利に感じる一方で、「ちょっと面倒だなぁ」と思う部分もあるのですが、そういった不満を解消するために、スマートキーもしくはカードキータイプをエンジンスタータースイッチの近くにかざしながらエンジンスタートスイッチを押すと、指紋登録をする必要なくエンジン始動が可能になります。

新型LXの納車前に、担当スタッフさんからそういった説明を受けることになると思いますが、今回のように洗車屋さんやディーラーでの点検、更にはホテルや旅館でのコンシェルジュによるバレーパーキングサービスなどでは、特に指紋認証を把握していない方には事前に説明しておく必要がありますね。

新型LX600にはプロアクティブドライビングアシスト[PDA]が設定されていない

ここからはちょっと不満に感じるポイントになりますが、新型LX600にプロアクティブドライビングアシスト[PDA]が設定されていないということ。

新型NXやトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)/シエンタ(New Sienta)には設定されているリスクを先読みするロジックの一つで、いわゆる先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートすることで、ブレーキの無駄な操作を抑制し、一般道でもストレスを軽減する機能になります。

もう少しざっくりいうと「カーブや前方車両との間隔が狭くなったら勝手にブレーキしてくれる」というもので、この機能を一度味わってしまうと、PDA機能が搭載されない車に戻ることが中々に難しいんですね。

渋滞時に停車してブレーキを離しても自動で停止保持機能を持ってくれるオートブレーキホールドのように、こうした便利機能が充実している昨今、まさかフラッグシップSUVの新型LXでPDAが搭載されていないとは…と驚く一方、頭ではわかっていても「約1,400万円という金額を支払っても、価格差約2分の1の新型NXに搭載されるPDAが無いのはちょっと残念」と思う所。

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