レクサス新型IS500 F SPORT Performanceとも良い勝負?(2023年)一部改良版・クライスラー新型300/300Cが初公開!限定僅か2,200台で最後のV8セダンに
「V8」「セダン」が淘汰されるなか、遂にクライスラー300Cも最後を迎えることに
レクサスが日本市場向けに、ビッグマイナーチェンジ版・新型IS350 F SPORTをベースとした排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するハイパフォーマンススポーツセダン・新型IS500 F SPORT Performanceを発表し大きな話題となりましたが、一方でアメリカでは”最後のV8セダンを搭載する”クライスラー新型300/300Cが公開されました。
2022年9月14日の発表ということで、世間はフェラーリ新型プロサングエ(Ferrari New Purosangue)一色ですが、今回クライスラーが発売する2023年モデルは、アメリカ市場&カナダ市場のみで、限定僅か2,200台のみの希少モデルとなります。
どのようなスペックを持つのか、おそらく直接的な競合モデルになるであろうレクサス新型IS500 F SPORT Performanceとの比較も兼ねてチェックしていきたいと思います。
(2023年)新型300/300Cの内外装デザインはそのままにしつつ、専用装備が充実した一台に
コチラが今回発表された最後のV8スポーツセダン・新型300/300Cのエクステリア。
マイナーチェンジやフルモデルチェンジではないため、内外装デザインに大きな変化は無いものの、快適装備が充実しているとのこと。
そして販売される台数については、アメリカ市場向けが2,000台のみ、カナダ市場向けが200台のみとのことで(しかも販売期間は僅か1年のみ)、プレミア価値が付くかどうかはわからないものの、1955年に300としてデビュー、60年以上も経つ歴史あるモデルが販売・生産終了することを考えると、もしかすると今後重宝される一台になるかもしれません。
どことなくロールスロイスっぽい雰囲気もあるのがクライスラー300Cの特徴の一つ
真正面から見てみるとこんな感じ。
大口タイプのフロントグリルには、レッド・ホワイト・ブルーのオリジナル専用バッジが貼付され、ヘッドライトやテールランプ周りのベゼルをブラック塗装に仕上げることで、これまでの300Cと差別化。
そして気になるボディカラーですが、グロスブラック/ベルベットレッド/ブライトホワイトの3色のみがラインナップされ、足もとには20インチ鍛造アルミホイールとオールシーズンパフォーマンスタイヤを標準装備するそうです。
リヤクォータービューは、いかにもアメリカンマッスルセダンという印象で、筋肉質で塊感のあるボディに加え、足回りも強力なブレーキング性能を引き出すだめ、レッドのブレーキキャリパー付きとなるブレンボ製4ピストンブレーキをインストール。
更にはサスペンション用アクティブダンパーや、エキゾーストサウンドの調整が可能なエキゾーストパイプをインストールするなど、環境法規制にも対応したハイパフォーマンスモデルに。