ちょっと勿体ない気もするが…マツダRX-7をベースにフェラーリF40のレプリカモデルがカーセンサーにて販売中!なお本物のF40は限定1,311台全てがロッソコルサ
今回のF40レプリカはある意味珍しい個体かもしれない
過去これまで、様々なレプリカモデルが登場してきましたが、今回はフェラーリのスペチアーレモデルとなるF40のレプリカモデルが中古車市場にて販売されています。
スーパーカー系のレプリカモデルといえば、今回のF40だけでなくランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Countach)やアヴェンタドール(Aventador)、ミウラ(Miura)、ブガッティ・シロン(Bugatti Chiron)等のレプリカモデルも登場してきましたが、今回のF40レプリカも中々にユニーク。
ちなみに今回販売されているフェラーリF40のレプリカモデルですが、実は日本の兵庫県伊丹市を拠点とするリレーション(RELATION)にて販売されている中古車で、カーセンサーでもラインナップされています。
早速F40レプリカの内外装を見ていきましょう。
ベースモデルはマツダ・サバンナRX-7!
こちらが今回販売されているフェラーリF40のレプリカモデル。
ベースとなるモデルは、日本製(JDM)スポーツカーでお馴染みとなる1989年式のマツダ・サバンナRX-7。
リトラクタブルヘッドライトが特徴的な一台で、F40仕様のボディキットとあわせて流用することで、ナチュラルなエクステリアにまとめられていますが、ちょっと「これじゃない感」「何だか勿体ないなぁ」という想いはあるものの、F40の特徴や雰囲気が伝わってくる一台に。
なおF40のレプリカモデルでは、アフターマーケットホイールや巨大リヤウィングなども装着され、恐らくそのカスタム費用も結構なものになったのではないかと予想されます。
リトラクタブルヘッドライトを上手く活用
もちろんリトラクタブルヘッドライト(セカンダリーポップアップヘッドライト)も機能しますし、ハイビーム?と思わしきところも点灯。
滑らかなフロントノーズ部分には、フェラーリのアイコンともいえるプランシングホースのエンブレムバッジも貼付されています。
フロントバンパー形状やNACAダクトもF40の特徴を上手く表現していますし、ボディコンディションも非常に美しい状態に見えますね。
フェラーリF40といえば、1,311台全てがレッド系のロッソコルサのみとの情報も
ちなみにF40といえば、スペチアーレモデル(288GTO/F50/エンツォフェラーリ/ラ・フェラーリ)の中で1,311台と最も多く生産されていることでも有名で、そのすべてがレッド系のロッソコルサ(Rosso Corsa)にペイント。
当初は350台~400台の生産予定だったものの、想像以上の注文が入り、しかも当時のフェラーリは販売に関するノウハウが蓄積されていなかったことを受け、バックオーダー分全て受付けた結果1,311台という数字だったともいわれているものの、よくよく考えてみるとロッソ・コルサ以外のF40が出荷されたという情報は特に無し。
ただその一方で、ここ最近だとブラック系(ネロデイトナ?)やブリティッシュグリーンのF40などもSNSにて見かけることも増えましたが、その個体もラッピングもしくは全塗装(今ほどの塗装技術は無かったので、塗装ムラも多かった模様)にて仕上げていたそうです。