遂に来た!(2023年)一部改良版・トヨタ新型RAV4 HEV/RAV4 PHVに待望のGR SPORTが追加!新開発ホイール&パフォーマンス向上等…まずは欧州市場から2023年初め頃に発売予定

なお日本では2022年10月初めに一部改良版が発売されたばかり

2022年10月4日に発表・発売されるも、既に一部のトヨタディーラーでは受注一旦停止状態となっている一部改良版・新型RAV4。

特別仕様車のナンバリングモデルの新規設定や、上位グレードに対して12.3インチフル液晶メーターを採用するなど、商品力は大幅に向上していますが、一方で欧州市場では2023年モデルとして新グレードとなるGR SPORTを追加することを正式に明らかにしました。

この新型RAV4 GR SPORTは、まず欧州市場向けとして2023年初め頃に発表・発売される予定で、オフロード志向のAdventure(アドベンチャー)グレードがベースではなく、シンプルなノーマル顔をベースにしつつ、専用フロントグリルや新開発のアルミホイール、そしてGR SPORTバッジを貼付するとのこと。

一体どのような内外装デザインなのかチェックしていきましょう。


(2023年)新型RAV4 GR SPORTのエクステリアを見ていこう

こちらが今回公開された、欧州市場向け新型RAV4 GR SPORTのエクステリア。

精悍なヘッドライト意匠やフロントバンパーデザインはこれまで通りですが、アグレッシブなメッシュパターンのフロントグリルや、ブラックアクセントで引き締められたフロントロア(キーンルック)グリルとエアインテーク周りなど、その見た目はまさにスポーティ。

ちなみに欧州トヨタ公式プレスリリースでは、RAV4 GR SPORTの特徴について、以下の通りまとめています。

◇TOYOTA RAV4にスポーティで洗練された印象を与える新グレード「GR SPORT」を追加

◇インテリジェント全輪駆動 [AWD-i] を備えた、セグメントを定義するレクリエーショナルSUVのハイブリッドバージョンと、プラグインハイブリッドバージョン(PHEV)の両方で利用可能

◇TOYOTA GAZOO Racing の世界的な実績にインスパイアされたスタイリングパッケージと、より魅力的なドライブのための微調整されたサスペンション

◇10.5インチの高精細ディスプレイオーディオと、カスタマイズ可能な12.3インチフル液晶メーターを備えた最新のマルチメディアシステムを含む、2023年モデルのRAV4の高度な技術機能をすべて採用

◇2022年度の第4四半期に欧州にて販売

GR SPORTはHEVとPHVの2種類にて設定

上の項目にもある通り、今回発表されたGR SPORTグレードは、ハイブリッド(HYBRID GR SPORT)と、プラグインハイブリッド(PHV GR SPORT)にてラインナップされるのはグッド(ガソリンの設定は無さそう)。

ただでさえ長納期で納車が困難となっているPHVでGR SPORTが追加されるとなると、おそらく相当数のオーダーが入り、それこそ2年以上の長納期モデルになることも予想されるかもしれません。

GR SPORTは都会派SUVをイメージ?

改めて新型RAV4 GR SPORTを見ていきましょう。

GR SPORT専用装備については、どういったものが設定されるのかは以下の通り。

◇ホイールアーチトリム(ピアノブラック仕上げ)

◇サイドモール(ピアノブラック仕上げ)

◇バックドアガーニッシュ(ピアノブラック仕上げ)

◇GR SPORT専用メッシュパターン(ブラック仕上げ)

◇GR SPORT専用フロントスポイラー(ブラック仕上げ)

◇GR SPORT専用ブラックフォグライトベゼル(ブラック仕上げ)

◇GR SPORTバッジ

これはちょっと予想外だったのが、GR SPORTになるとフロント・リヤフェンダーモールがピアノブラック仕上げになること。

これにより、オフロード感満載だったエクステリアから、都会派チックなデザインへと変更されて一気に引き締まりと高級感を与えることに。

そして足元にも注目していくと、GR SPORTモデルとしては初となる新開発の超精密ラインカット技術で仕上げられた19インチアルミホイールを標準装備するとのこと。

ホイール意匠としてはデュアル5スポークタイプにグロスブラック仕上げという引き締まったデザインで、精巧な明るい機械加工のピンストライプのディテールにより、RAV4本来の力強いデザインを主張する内容となっています。

リヤビューもGR SPORTロゴ&2本出しマフラーでスポーティに

リヤエンドはこんな感じ。

リヤテールランプや非LEDのリヤウィンカーは従来通りですが、リヤテールゲートにはGR SPORTバッジが貼付され、「AWD-i」のバッジも確認できますね。

そしてリヤロアバンパーもグロスブラックのようにも見えますし、ハイブリッドモデルといえどもマフラーも両サイド1本出しで非常にスポーティで満足度も高そうです。

2ページ目:RAV4 GR SPORTの内装はかなり豪華な仕様になる?