(2023年)フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスのカタログ燃費は?2.0L HEVでも新型シエンタと同じぐらい?PHVだとEV航続距離は75kmでWLTCモード平均燃費23.0km/L

やはりプリウスといえば燃費情報が気になるところ

2023年1月10日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)。

その後、2023年3月15日に遅れる形で新型プリウスPHVが発表・発売される予定ですが、既にトヨタディーラーにも具体的なプロダクトガイドが配信されています。

内外装デザインやメーターデザインなどは確認できないものの、どのような装備があるのか、どのような機能が設定されるのか?など具体的な記載があるので、本モデルを検討されている方は一度最寄りのトヨタディーラーにてチェックしていただくことをおススメいたします。

当ブログでは、新型プリウスの具体的なボディサイズやグレード構成、ボディカラー、そして電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドも搭載されないことなどを紹介してきましたが、今回はWLTCモード平均燃費(いわゆるカタログ燃費)を紹介していきたいと思います。


新型プリウスのエンジン仕様とカタログ(WLTC)平均燃費をチェックしていこう

via:Spyder7

新型プリウスのWLTCモード平均燃費を見ていきたいところですが、その前にどのようなパワートレインを採用し、どれほどのエンジン出力・モーター出力を発揮するのか見ていきましょう。

【(2023年)新型プリウスのパワートレイン】

[1.8L HEV]

◇排気量1.8L 2ZR-FXE型直列4気筒自然吸気エンジン+新世代ハイブリッドシステム

◇エンジン出力:98ps

◇モーター出力:(フロント)95ps


[2.0L HEV]

◇排気量L M20A-FXS型直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+新世代ハイブリッドシステム

◇エンジン出力:152ps

◇モーター出力:(フロント)113ps、(リヤ)41ps

そして、ここからが多くの方が気になっているであろうカタログ燃費ですが、他のラインナップモデルの燃費性能も充実していることもあり、プリウスだけが突出して超低燃費!というわけでは無さそうです。

とはいえ、エントリーグレードとなる排気量1.8L 直列4気筒+新世代ハイブリッドでも30km/Lを超えますし(現行50系よりも燃費向上)、更にパワフルな排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォース+ハイブリッドでも新型シエンタ(New Sienta)相当の燃費を実現していますから、かなり商品力は高いと云えると思います。

【(2023年)新型プリウスのWLTCモード平均燃費一覧】

[1.8L HEV]

◇エントリーグレードX:[2WD]32km/L

◇上位グレードU:[2WD]31.5km/L


[2.0L HEV]

◇上位グレードZ:[2WD]28.6km/L


[2.0L PHV]

◇Z:[2WDのみ]23.0km/L
※EVのみでの航続可能距離:75km

以上が新型プリウスのWLTCモード平均燃費となりますが、現時点で把握できているのは前輪駆動(2WD)モデルのみなので、四輪駆動(E-Four)モデルの詳細も判明しましたら順次展開できればと思います。

19インチアルミホイールを装着する2.0L HEVでも28km/L超えなのは驚き

via:Spyder7

それにしても…2.0L HEVを搭載するモデルでは19インチアルミホイール(195/50R19インチタイヤ)を装着するのに、この燃費性能は中々に驚きましたね。

1.8L HEVでも17インチアルミホイール(195/60R17インチタイヤ)が標準装備ですから、ヴィジュアルだけでなく燃費性能も上手く両立したスポーティ仕様にアップデートされることが期待できそうです。

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