【悲報】フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)がまたも大手中古車サイトにて販売中!今度は大台の1,050万円…結局誓約書は何だったのか

チャンピオンシップホワイトの個体が999万円にて販売されてから約1週間…お次は早くも大台を超えてしまったな

2022年9月1日に発表/同月2日に発売されて2か月以上が経過したホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

既にシリアルナンバーは2,000番台を超えていて、2022年11月に入ってからも全国の納車待ちのオーナーに向けて生産・出荷が急ピッチにて進められているとのこと。

ちなみに新型シビックタイプRは、新車登録後1年以内は「転売・輸出しない」ことを約束するための誓約書にサインを求められ、その約束を破ったとディーラーが判断した場合、ホンダディーラーとの取引並びにサービス自体を停止させられる恐れがあるわけですが、そういった誓約書の効力など関係なく、既に10台近くの個体が業者オークションにて出品され、なかには国内大手中古車サイト・グーネットにて999万円で販売され話題となりました。

そして今回、大手中古車サイト・カーセンサーにて大台を超えてしまった新型シビックタイプR(FL5)が出品され話題となっています。


価格は何と1,050万円!新車価格の2倍以上となるソニックグレーパールのFL5

こちらが今回、中古車サイト・カーセンサーにて販売されている新型シビックタイプR(FL5)。

販売元は大阪府岸和田市を拠点とする株式会社ワイズさんで、ボディカラーは新色のソニックグレーパール、年式は2022年式、走行距離は僅か10km、車検有無は2025年10月なので、おそらく納車されたのは2022年10月だと予想。

そうなると、元々オーナーが所有していた期間は1ヶ月も経っていない可能性が高そうですね(なぜ手放したかは不明で、手放さなければならない特別な理由があったのかもしれないですが…)。

なおカーセンサーの基本情報を見ていくと、「登録済み未使用車」と記載されていることから、おそらくディーラーもしくはユーザー宅に納車された後、そのまま業者オークションにて出品されたのではないかと予想されます。

似たようなソニックグレーパールの個体が2022年11月上旬に業者オークションにて出品されていた

っというのも、2022年11月上旬に業者オークションにてほぼほぼ同じ仕様の個体が約880万円(税抜き)にて落札されたことから、もしかすると同一車種なのでは?とも予想してみたり。

参考までに、過去これまでソニックグレーパールの個体は2022年11月上旬までに2度出品されていますが、その内の1台は出品取消しになっていることから、もしかするとメーカー側からの圧力によって…ということも考えられるかもしれませんね(出品者が出品取消しをするのはよっぽどのことでない限り考えにくい)。

ホンダの努力の結晶がこのような形ですぐに出品されるのは残念

何れにしても、今回カーセンサーにて出品された車両が新車販売価格4,997,300円(税込み)よりも2倍以上の価格帯にて販売されていることは非常に残念に思う所で、「本当に欲しいと思っているオーナーの手に渡らなかったことは、ホンダ側も悔しいのでは?」とも考えてみたり。

今回出品されている個体には幸か不幸かシリアルナンバーが掲載されているため、元所有者の情報が判明してしまう可能性も高いですし、この個体を販売したディーラーも判明してしまうでしょうから、さすがにメーカー側も黙っていないだろう…と思う所。

2ページ目:カーセンサーに出品されている車両のシリアルナンバーも判明?