フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴキャンバス納車後の雑感④!「後席スライドドアの使い勝手はトヨタと異なる」「10インチナビの音声操作はちょっと微妙」等

普段使いしていると気になるポイントも出てくるが、総じて満足度は高い

さてさて、2022年9月に納車されたダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス・セオリーG(Daihatsu New Move Canbus Theory G)[2WD]。

私の父親用に購入したもので、父もほぼ毎日活用しているとのことですが、実際に普段使いしてみると色々と気になる部分も出てきているそうです。

ただ、総じて満足度は非常に高く、予防安全装備Smart Assist(スマアシ)含めて装備内容も充実しているので、今後も大事に乗っていきたいと言ってくれているので「買って良かった」と思うところ。

私もたまぁに使用していますが、改めて新世代プラットフォームDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)の剛性力の高さによる揺れと振動の少なさには驚かされますし、先代から大幅に進化したポイントも実用的に活用する快適装備も充実しているため、「ムーヴキャンバスが納期半年以上待ちになるのも納得」できるほどの完成度だと考えています。

今回は、新型ムーヴキャンバスが納車されてからの雑感、父が気になるポイントをいくつか見ていきたいと思います。


ディーラーオプションの10インチナビゲーションディスプレイの音声操作がちょっと微妙

早速ムーヴキャンバスが納車されてからの雑感をいくつかチェック。

まずは、ディーラーオプションとなる10インチナビゲーションディスプレイの音声操作について。

ナビゲーション機能が搭載されていないメーカーオプションの9インチディスプレイオーディオよりもサイズが大きく、高精細で使い勝手も良さそうに思えた10インチナビゲーションディスプレイですが、実は音声認識操作の反応はイマイチ。

ダイハツのディーラー(アクセサリー)オプションカタログには、「ナビの主要操作ができるボイスコマンドやあいまいな問いかけにも最新情報から目的地をすばやく設定できる対話型音声認識を搭載」と記載しているものの、そもそも「〇〇に行きたい」「自宅(住所登録済み)に帰りたい」と具体的な目的地を発しても、「認識できませんでした」と塩対応されることがほとんど。

窓はしっかりと閉じた状態ですし(窓を開けていると風の音や騒音で読み取れないこともある模様)、頻繁的に活用することが重要?っぽくも感じられますが、父親も運転中に色々と音声操作を行っても「認識できませんでした」「もう少し大きな声で話かけてください」が多いとのことで、試行錯誤しながらではありますが、今後より反応が良くなることに期待したいところ。

10インチナビでは、エアコン操作の音声認識が無い

そしてこれも、実際に10インチナビゲーションディスプレイを装備して気付いたポイントなのですが、実は音声認識機能のなかに「エアコン操作」の機能が含まれていないんですね。

一方でメーカーオプションの9インチディスプレイオーディオだと、以下の音声操作が可能なのですが、こういった細かいところで差別化されていたのは意外でした。

◇メーター情報

◇警告音説明

◇エアコン操作

◇電話発進準備

◇Bluetooth接続

◇ディスプレイオーディオ操作 等

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