フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)のココが気になる!「保護カバー付きスマホだと置くだけ充電は使いづらい?」「フォグランプレンズの曇り(結露)報告は多数」等

気になるポイントもあれば、無事解消された部分も

2022年12月に私に納車された日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。

今回は本モデルの気になるポイントや、前回指摘したフロントフォグランプレンズの曇り(結露)、そしてメーター系に表示されている燃費情報を切り替える方法などをチェックしていきたいと思います。

前回のブログでもお伝えの通り、エクストレイル(T33)は2022年12月下旬時点でも受注停止していて、今のところ具体的な受注再開の目途は立っていないものの、「納期約1年」「検査不備の関係で出荷前の車両が登録停止となり、長期化する恐れ」があるなどで、2024年頃に受注を再開することが予想されています。

日産の大人気主要モデルということもあって、今回の登録停止はかなり大きな痛手になるとは思うものの、早期的な対策・対応に期待したいところです。


フロントフォグランプレンズの曇り報告は意外と多い

まずは前回のブログでも指摘した、納車初日に発見されたフロントフォグランプレンズの曇り(結露)について。

これについては、いつもお世話になっている日産ディーラー経由でメーカーに問い合わせていただいた結果、正式回答として「ランプ熱などで高温になり、レンズ面が急激に冷えると曇り、結露が発生するものの、ランプの明るさや性能には異常はない」というものでした。

またこういった事象は、エクストレイル(T33)に限らずキックスe-POWER(New Kicks)でも発生しているとのことで、今のところ具体的な対策品への交換や、構造変更などの予定はないとのことです。

納車初日からレンズの曇りが確認された例は複数

私も「初回生産特有のものなのだろうか…」と思ったりもしましたが、既に納車されている複数のブログ読者の方々からも、「私のフォグランプレンズも曇っている」「フォグランプレンズは曇っていないが、LEDヘッドライトレンズのところが曇る」など、同じ症状の方が複数いらっしゃったことも驚き。

ちなみに納車されたばかりで、フォグランプレンズやヘッドライトレンズの曇りが確認された国産モデルは見たことが無く(納車されて、ある程度年数が経ったモデルでは見たことがある)、輸入車だとポルシェ・ケイマン/ボクスターやMINIで確認したぐらいですね。

置くだけ充電は保護カバー付きだと充電されにくい?

続いては新型エクストレイルe-POWER(T33)の置くだけ充電(Qi対応)について。

センターコンソール奥に設けられている無線&非接触型の置くだけ充電ですが、実際に充電を試してみたところ、スマホの保護カバー(ケース)付きだと充電レスポンスが悪く、ほとんど充電されないことを確認。

これが保護カバーの厚みによるものなのか、材質によるものなのかは不明ですが、社外品の非接触無線充電だと反応することもあって何ともモヤモヤする仕様。

ちなみに、置くだけ充電のインプレッション動画については、私がお世話になっているYKTV【photograph】【car】チャンネルさんでも検証していただいていて、あわせてフロントフォグランプレンズの曇りについてもチェックしていただいています。

【新型エクストレイル【T33】の残念ポイント【X -Trail】ちょっと惜しい置くだけ充電とフォグランプ】

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