【悲報】フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が受注停止に続き、今度は「登録停止」との報道。一体日産に何が起きたのか?

受注停止に続き「登録停止」と日産にとって逆風続き

2022年7月末に四輪駆動[e-4ORCE]モデルが先行にて発売され、その約2か月後となる9月には遅れて前輪駆動[2WD]モデルが発売された日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)。

発売されてから僅か3か月ほどにて受注停止となり、2022年12月時点では受注再開の目途は立っていないものの、私がいつもお世話になっている日産ディーラーの情報によれば、早くても2024年頃を予定しているとのことですが、その頃には年次改良並びに値上げになることが予想されているそうです。

しかもここに来て、受注停止となったばかりの新型エクストレイルe-POWERが、今度は「登録停止」になったとの報道…具体的にどういうことなのかチェックしていきましょう。


登録停止は2022年12月16日の午前からと報道

国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、新型エクストレイルe-POWERの受注済み車両を対象に、どうやら「完成検査において不備」が確認されたとのこと。

具体的な検査ポイントについては触れられていないものの、どうやら日産広報部の回答によれば「完成検査における一部の部品の目視チェックが完全でない恐れがあるため、対象車両について12月16日の午前より登録を停止しました」とのこと。

つまり、これからようやく納車を控える車両に関しては、検査不備が見られたために出荷・登録停止に加え、納車時期も遅れるということになりそう。

既に納車済みの車両はどうなるの?

そしてここで新たに疑問に感じるのが、「既に納車された新型エクストレイルはどうなるのか?」ということ。

幸か不幸か、私が所有しているエクストレイルe-POWER G[2WD]は2022年12月上旬に納車されたため、登録停止のアナウンス前だったんですね。

私だけでなく、既にユーザーに納車されている新型エクストレイルも同様だと思うのですが、今回の完成検査不備が全ての車両を対象とする場合、不備内容によってはリコールもしくは改善対策という形で実施することになると思いますし(サービスキャンペーンは任意になるので、おそらく該当しない)、その規模も中々のものになるのではないかと予想されます。

今後の日産の対応が気になる

何れにしても、かなり不安になる情報ですし、私がお世話になっている日産ディーラーでは、2022年12月16日時点で「まだそのような情報は入ってきていない」ということを考えると、今後メーカーから全国の日産ディーラーに向けて今回の情報が配信されるのではないかと予想されますし、具体的にどのような検査不備があったのかも判明しましたら、当ブログにて展開できればと思います。

2ページ目:私に納車された新型エクストレイル[2WD]と、四輪駆動[e-4ORCE]では何が異なる?