フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の納車後雑感!「納車初日からフォグランプレンズに曇り」「後席の乗降り性は結構高い」等

新型エクストレイルe-POWERはよくできた車だと思う

2022年12月に私に納車された日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)。

先代T32から進化したポイントも多く、先進性や高級感も一気に増した「全く別物の車」だと考えていて、特に新パワートレインの排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+e-POWERの組合せは素晴らしく、現時点で特にパワー不足に感じることは無し。

今回は、納車されてからの良い点や気になる点など、様々なポイントを含めての雑感をまとめていきたいと思います。


納車初日からフロントフォグランプに曇り

まず新型エクストレイルが納車されて気付いたポイントの一つとして、フロントLEDフォグランプのレンズが曇っていたこと。

まさか納車初日からレンズの内側が曇っていたとは…というのが正直なところですが、毎度のことながら納車の日は雨の日であることが非常に多く、エクストレイルも納車の儀が完了した直後に大雨になりました。

最初は「雨による水滴が大量に付着しただけかな?」と思ったりもしましたが、間近で見てみると…

はっきりと曇っているのが確認できますね。

なおフォグランプレンズの曇りについては様々な要因が考えられますが、その中の一つとしてバルブパッキンの密着度が弱いために、今回のように雨による水滴や、外気、エンジンからの熱がレンズ内に入り込んで水蒸気化して水滴や曇りのようなものができてしまったのではないか?と推測。

メーカーからの正式回答としては「異常はない」

何れにしても、納車初日からこのようなことは初めてだったのでちょっと驚いていますが、いつもお世話になっている日産ディーラーに確認してみたところ、メーカーからの正式回答として「ランプ熱などで高温になり、レンズ面が急激に冷えると曇り、結露が発生するものの、ランプの明るさや性能には異常はない」との回答でした。

またこういった事象は、エクストレイルに限らず現行キックスe-POWERでも発生しているそうで、今のところ具体的な対策品への交換や、構造の変更などの予定はないとのことです。

立体駐車場や地下駐車場など、少し狭いと感じるところでのハンドルの取り回しは?

続いては、新型エクストレイルのハンドルの取り回しについて。

納車直後から、私が普段利用している地下駐車場や、大型ショッピングセンターの立体駐車場にて車を停めてみましたが、今のところハンドルの取り回しが厳しかったり、何度も駐車を繰り返すようなシーンはありませんでした。

バック駐車する際のインテリジェントアラウンドビューモニターの画質はそこまで良くない

ただ、バック駐車する際のインテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)の画質はそこまで良くなく、更に夜間時の立体駐車場や地下駐車場の蛍光灯がハレーションになって見づらかったように感じられました。

一方で、トヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)/ヴォクシー(New Voxy)のパノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付)の方は、高画質でハレーションも起きにくいシステムになっているのか、バック駐車するときのし易さや安心感は、こちらの方が上のように感じられました。

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