2023年冬頃に日本でも販売されるホンダ新型オデッセイはこうなる?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード/ヴェルファイア対抗でオラオラ顔よりも高級感アップか

2023年冬頃に発売予定の新型オデッセイは全く新しい顔つきになる?

既に数多くのカーメディアでも取り上げているホンダのフラッグシップミニバン・新型オデッセイ(Honda New Odyssey)。

2021年末に狭山工場閉鎖に伴い国内市場向けが生産終了するも、2023年冬頃に日本で発売されるモデルは、中国にて生産されているオデッセイ/新型エリシオン(Elysion)を日本に輸入して販売する計画になっています。

2022年12月に行われたホンダディーラーとメーカーとの製品勉強会においても、日本市場向け新型オデッセイに関する情報も展開済みで、製造元は中国で、内外装デザインは中国・東風本田が販売するエリシオンがベースになるとのこと(製品勉強会では、日本仕様の新型オデッセイのデザインも公開されたようです)。

競合モデルには、2023年5月に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)になると予想されますが、そんな新型オデッセイはこうなる?というレンダリングが公開されています。


これが2023年冬頃に日本で販売される新型オデッセイ?

via:Spyder7

こちらが今回、自動車情報誌Spyder7さんによって作成された新型オデッセイの完成イメージレンダリング。

あくまでもSpyder7さんのオリジナルで非公式レンダリングになるため、かならずしもこのデザインで公式デビューするというわけではありませんが、その見た目の印象はかなり思い切った感がありますね。

中国市場向け新型オデッセイ/エリシオンのような、大口タイプのハニカムフロントグリルとは異なり、ブラックカラーもしくはボディ同色のコンパクトなハニカムグリルと、クローム調アクセントのシグネチャーウィングを装備。

そしてヘッドライト意匠も独特で、細めのリフレクター式と思われるLEDヘッドライトに加え、L字型のような大きなLEDデイライトを設けたデザインは、どことなくルノーをイメージさせるものがありますが、果たしてこのデザインで本当に登場するかは不明(細めのヘッドライトとL字型LEDデイライトはSpyder7さんが定期的に活用する手法の一つ)。

ロングボディ且つステーションワゴンに近いスタイリングはオデッセイ特有で、アンダー外周にもクローム調アクセントのガーニッシュを追加装備することにより、更なる高級感を演出しています。

日本に輸入予定の新型エリシオンはどんなエクステリア?

ちなみにこちらが、東風本田が販売している新型エリシオン。

オデッセイとの姉妹モデルになるため、フロントグリルやヘッドライト意匠、内装はオデッセイにかなり近い仕上がりですが、グロスブラック仕上げの大口グリルはエリシオン専用デザインで、オラオラグリルで話題となったアルファード/ヴェルファイアに対抗するような、そんな迫力さえも感じられます。

ちなみに新型エリシオンのパワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒エンジン+デュアルモーターを採用するハイブリッドe:HEVの一択ですが、日本市場でも販売される中国製オデッセイも、同じハイブリッドe:HEVの一択。

駆動方式においても、新型ステップワゴン(New STEPWGN)e:HEV同様に前輪駆動[FF]の一択になることが予想されますが、個人的にはZR-V e:HEVのように四輪駆動[4WD]の設定も欲しい所。

2ページ目:オデッセイとステップワゴンの差別化は微妙?現行エリシオンの気になるポイントは2023年冬に改良される?