【価格は日本円で約365万円から】トヨタ新型bZ3の実車が遂にスパイショット!セダンでありながらも見た目・雰囲気は新型クラウンクロスオーバー/プリウスっぽい?

今回の中国・広州モーターは「年を跨いで」開催されるユニークなイベントに

いよいよ2022年12月30日~2023年1月8日まで中国に開催される広州モーターショー。

本イベントでは、中国第一汽車集団とトヨタの合弁企業である天津一汽豊田が、2022年12月18日に正式発表した新世代ピュアEVセダンの新型bZ3を出展する予定です。

そのプロトタイプ?もしくは量産車が運ばれてくる瞬間を一般人によってスパイショットされ話題となっています。

bZ3は、トヨタ初となるピュアEVコンパクトセダンになるものの、その見た目の印象やスタイリングは新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)にそっくりで、トヨタの新デザイン言語ハンマーヘッドを彷彿とさせるフロントマスクとなっています。


ボディカラーはプレシャスブロンズ?オシャレな雰囲気の新型bZ3がスパイショットされる

こちらが今回スパイショットされた新型bZ3。

トヨタが2021年12月に開催したEV戦略において、bZ SDNを発表してから1年近くが経過しましたが、当時のコンセプトカーをそのまま市販化したような完成度の高さ。

そしてボディカラーはプレシャスブロンズかと思われますが、ピンクゴールドのような優しい色合いですし、その見た目の雰囲気は確かに新型クラウンクロスオーバーに似ているかも。

ちなみにクラウンクロスオーバーでもプレシャスブロンズがラインナップされていて、フロント・リヤフェンダーにもフェンダーアーチモールが設けられていますが、素材としては無塗装ブラックの樹脂パーツに対し、bZ3は都会派セダンをイメージしているからなのかグロスブラック仕上げ。

そしてフロントマスクを見ていくと、どこかbZ4Xのような顔つきでありながらも、新型プリウス(New Prius)や次期C-HRプロローグといったハンマーヘッドの新デザイン言語にも見え、近未来的でありながらもアグレッシブ。

改めてbZ SDNコンセプトと見比べてみると…?

via:撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

参考までに、こちらがEV戦略にて公開されたbZ SDNコンセプト。

先程のプレシャスブロンズや一文字LEDデイライト+四眼LEDヘッドライト、整流板を設けたような近未来的なアルミホイール、ポップアップ式ドアハンドルなど、そのほとんどがbZ3に忠実に再現されていますね。

こちらはサイドビュー。

フロントからリヤにかけて上方に向かっていくショルダーラインと、セダン特有のオーバーハングの長さがあわさることで、4ドアセダンというよりもクロスオーバー感(リフトアップしたファストバッククーペ?)の方が強めな印象。

足もとには空力特性を考慮したアルミホイールが装着されていますが、グレードやメーカーオプションによってホイールサイズやデザインは異なるものと予想されます。

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