日本人モータージャーナリスト兼YouTuberも購入・納車されて話題となったレクサスLFA。内外装共にレッド仕上げ&低走行距離の個体が競売へ…予想落札価格は1億円超えか

(続き)技術の結晶であり、芸術品でもあるレクサスLFAを再び見ていこう

引き続き、RMサザビーズオークションにて出品されるアブソリュートリーレッドのレクサスLFAを見ていきましょう。

サイドビューも非常に滑らかでロングノーズの2ドアスポーツクーペ&グランドツーリングスタイル。

足もとのホイールデザインも、後のIS F SPORTなどにも採用されたデュアル5スポークデザイン。

ここからはインテリアを見ていきましょう。

画像では公開されていませんが、レクサスLFAのメーターは一部液晶を採用していて、その理由が「加速度メーターをアナログにしてしまうと、専用設計のV型10気筒自然吸気エンジンのレスポンスについてこれないから」。

何ともユニークな理由ではありますが、それだけLFAのエンジンレスポンスと吹き上がりは、現代のスポーツカーでも中々太刀打ちできないレベルなのかもしれません。


内装のこだわりも素晴らしく、ところどころに見られる匠の技術とメカ的デザイン

シートはオールレッド&フルレザーという拘り仕様ですが、おそらくレッドのボディカラーでレッドの内装の個体は、世界で探しても複数存在するかどうか…といったところで、それだけ希少性の高い仕様であることは確か。
※アメリカではアブソリュートリーレッドのボディカラーに仕上げられた個体は22台存在する模様

内ドアトリムも、カーボンオーナーメントパネルやアルミなど、職人が手掛けたかのようなシンプルなデザインなのもLFAの魅力ポイント。

足もとのペダル類も非常にシンプルですし、足置き部分も六角穴付きボルトが丸みえなところもグッド。

LFA専用プラークには「LFA 075」の打刻付き。

なぜ「075/500」の打刻ではないのかはちょっと気になる所ですね(本当は500台よりも多く製造されている?)

こちらはトランクスペース。

意外にも深さがあるため、ちょっとした旅行用バッグの収納は可能そうですね。

LFAの予想落札価格は?

最後に気になるLFAの予想落札価格ですが、RMサザビーズが提示したのは700,000ドル~800,000ドル(日本円に換算して約9,070万円~約1億円)ではあるものの、ほぼ存在しない希少な組み合わせであることや、走行距離僅か11,909km(7,400マイル)とほとんど走られていないことを考えると、更に上をいく高額落札も期待できるかもしれませんね。

レクサス関連記事

Reference:RMSotheby’S