納車されて3か月以上が経過したフルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴキャンバスの装備内容を見直してみる。改めて軽自動車とは思えないほどの充実ぶりだった件
個人的には、2022年に納車されたモデルの中でも上位クラスの満足度の高さだと思っている
2022年9月に納車されて3か月以上が経過したダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス・セオリーG(Daihatsu New Move Canbus Theory G)[2WD]。
2023年1月上旬時点での最新納期情報としては、2トーンカラータイプのストライプス(Stripes)が「半年以上」、モノトーンカラータイプのセオリー(Theory)が「6か月~7か月」とのことで、売れ行きとしては好調とのこと。
そんな人気のムーヴキャンバスですが、今回は納車されて3か月が経過し、改めてどのようなメーカーオプションを装備しているのか、メーカーオプションを選んだことによる満足度や完成度・精度の高さとしてはどうなのか?をインプレッションしていきたいと思います。
メーカーオプション①:シャイニングホワイトパール
まずはボディカラーで有料色+22,000円(税込み)となるシャイニングホワイトパール。
ムーヴキャンバスといえば、ホワイト2トーンカラーのキュートなイメージが大きいですが、モノトーンのホワイトカラーは少し珍しいのではないかと思います。
ちなみに新型では、2トーンカラーのストライプス(Stripes)グレードと、モノトーンカラーのセオリー(Theory)グレードがラインナップされていますが、私がお世話になっているダイハツディーラーでは割合的に60:40でストライプスを選んでいるお客さんの方が多いそうです。
モノトーンのホワイトカラーだと「商用車っぽい」という懸念があったものの、標準装備のクローム超ガーニッシュ(サイドストライプ)や、ディーラーオプションのホワイト塗装&切削加工の14インチアルミホイールを装着したお陰で、メリハリを付けた高級感のある見た目にアップデートされたのではないかと思います。
メーカーオプション②:スマートクルーズパック
続いては、予防安全装備スマートアシスト(Smart Assist)&ドライビングサポートのスマートクルーズパック(+44,000円税込)
スマートクルーズパックの具体的な内訳は以下の通りとなりますが、高速道路にて走行する際の直進安定性やコーナリングなどをサポートするもので、ロングドライブ時の疲労軽減を狙ったものとなります。
◇全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
◇レーンキープコントロール[LKC]
◇コーナリングレースアシスト[CTA]
◇ステアリングスイッチ[運転支援用]
ちなみにダイハツのアダプティブクルーズコントロール性能は、私が所有しているモデルが自然吸気(NA)系ということもあり、高速道路では常に高回転でエンジンが唸るものの、上り坂や下り坂での定速調整はナチュラル。
残念ながら、下りでの速度調整の際にアクセルオフもしくはエンブレを効かせて減速をしているのか、ブレーキランプを点灯させて減速させているのかは確認できないものの、急加速や急減速といった動きが無いのはグッドだと思います。
一方でレーンキープコントロール[LKC]は少しシビア。
特に対面通行となるような片側1車線の高速道路だと、白線を踏んでいるわけでもないのに真ん中にステアリング調整するような動きが多々見られるのが正直なところ。
それだけ事故に対する危機意識が高いのだと考えられますが、たまに白線を踏んでしまっても反応が無いときもあるため、この辺りの精度のバラツキは改善してほしいところです。